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3月31日 小5の息子のスローボール

『毎日読みたい365日の広告コピー』 という本から
本日の広告コピーを紹介し、言葉の魅力をご紹介しながら
お話してみます。

お題「小5の息子のスローボール」

お義父さんと息子が、キャッチボールから帰ってきた。
「翔太、まだまだジィジの速球には及ばんな」
「次はゼッタイ負けないし!」
夫婦共働きの私たちに代わり、
義両親が子どもを見てくれて大変助かっている。
ある夕方」わが家の書庫の壁に
速い球をビュンビュン投げ込む息子がいた。
「翔太は、あんな速い球をなげられるのか」
隣で見ていた義父がしみじみと言った。
「もう、小5ですからね」
「これからもずっとお義父さんに、受けてほしいからじゃないですか?」
身体だけじゃなく、心もすこやかに育っている孫に、
優しいまなざしを向ける義父がいた。
それはふつうのいち日で、
2世帯ならではの幸せな日だった。

【ヘーベルハウスの2世帯住宅/旭化成ホームズ】
新聞 2017年 吉岡丈晴(博報堂)

一見スルーしそうだけど
おっと目を惹く題名

今日は、おじいちゃんを思うお孫さんの
癒やし系広告コピーをお届けとなりました。

どの家庭でもあることかもしれませんが

家族の中で、小さな子どもだと思っていた人は
実は、小さい人であり

家族のことを実はよく観察していたり、
優しさをいっぱい蓄えていたりして

時々、驚くような素敵なことを言ったり、書いたり
行動したりしてくれます

想像の上をいかれたときのよろこび
あのひと時は、宝もの
で、ニヤケます

こうしたことを考えると
核家族よりも2世帯家族や拡大家族の方が
人との交流が多くて、やさしさが育つのかもしれない
と想像しました。

だからと言って、
今から同居とかって想像つかないなぁ…。

ここまでお読み頂きありがとうございました。
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