4月11日 ちゃんと育てたら、ちゃんと育つ。おっちゃんは安心しています。
『毎日読みたい365日の広告コピー』 という本から
本日の広告コピーを紹介し、言葉の魅力をご紹介しながら
お話してみます。
お題「ちゃんと育てたら、ちゃんと育つ。おっちゃんは安心しています。」
100年に一度の荒波を乗り越えて、
今年もまた新入社員がやってきました。
実ははじめ、
訳のわからん宇宙語でも
しゃべんのかなぁと緊張してたのはこちらの方で、
ちゃんと挨拶できる実に素直な青年です。
ちゃんと目を見て話すし、しっかりしてるわ。
わからんことは、
ちゃんとわからないって言えるしね。
何よりも大きな声で笑うんがええやないの。
初々しい元気をもらって、
いっぺんに職場が明るくなりました。
世の中ヘンテコなことが多くて
「今どきの若い子は…」
ってついついゆうてしまうけど、
ひとくくりにするの、
そろそろやめなあかんね。
子どもを育てるのが難しい時代とかゆうけど
ちゃんと育てたら、ちゃんと育つ。
どれだけ時代が変わっても、大丈夫、
そういうことなんやと思います。
自分の子のことも、ちゃんと信じようと
思い直しました。
【福井新聞社】
新聞 2009年 古川雅之(電通関西支社)
とても温かくて人間味のある言葉に癒されます。
今から12年前の新聞に載っていました。
*
ちゃんと育てたら、ちゃんと育つ
コレ意外と難しくないですか?
ちゃんと育てているつもりだけど、
ちゃんと育てられているか不安になることないですか?
そもそも
「ちゃんと育てる」の「ちゃんと」
というのが、簡単そうで難しいし、
私のちゃんとは、世間のちゃんとと同じかな?
本当大丈夫?と疑い始めるとキリがないし、
時代によって人々の考えや行動が変わるから、
ちゃんとってなんなのさーってなります。
ちゃんとというのは、ひとつひとつのことを
丁寧に説明したり、相手の言うことを聞いて向き合ったり、一緒に学んでいくこと
そんな風に今のところ解釈してますが
「ちゃんと」ということ
どう捉えるのがいいのでしょう?
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