3月25日 人が、明かりにほっとするのは そこに 人がいるのを感じるから
『毎日読みたい365日の広告コピー』 という本から
本日の広告コピーを紹介し、言葉の魅力をご紹介しながら
お話してみます。
お題「人が、明かりにほっとするのは そこに 人がいるのを感じるから」
【東京電業協会】ポスター2013年
本田守武(リクルートコミニュケーションズ)
人が明かりにほっとするのは
そこに人の気配がするからというのも勿論あり
人間は「光が情報源だから」でないかなとも思う
赤ちゃんが子宮の中にいるとき
目はほとんど見えないけど、明暗を区別できます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、
明暗の境目の線を追うことで形を認識し、
やがて赤色から見え始め発達していく
今のところ、そう言われています。
だから、トンネルの写真を見たときも
トンネルの壁の様子をまじまじと見つめるよりも
光のある部分に視点を向けてしまう
そういうことなのかと思います。
でも、それだけでは納得が行かないこともあって
目が見えない人の世界とか
キャンドルの火の揺らぎで癒やされるときとか
でも、この広告コピーはそういうことを言いたいのではなく
東京電業協会さんのポスターだから
夕暮れすぎに街に明かりが灯るとき
なんとなく、真っ暗じゃなくて
明かりがあると 救われる気持ちがあるよねってことですね。
少し思考が暴走しましたが
明かり大事です。電気、大切に使います。
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