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風に飛ばされた手紙

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書き留めてきた詩と、日々書いている詩たちです。
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2017年7月の記事一覧

信じる

信じる、 などと言った時点で感じる 疑念の響き 信じるって何だろう 信じるっていうのは 知…

森波青子
7年前
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かなしくなくなりたい

無意識に 願ってきたのは かなしくなくなりたい、 ということだった 楽しく 遊んでいたのに …

森波青子
7年前
5

理由

理由なんてないよ ただ そうしたかったからってだけ 昔から コンセプト、とか そういうの 嫌…

森波青子
7年前
2

忘れたフリ

昔のことなど全部忘れた、 そういうのが カッコイイって気がしてた 記憶喪失にでも なったみ…

森波青子
7年前
2

思い切る

思い切る、というのは 文字通り 思いを切ること あれやこれやと思い巡らすことをやめて 迷…

森波青子
7年前
1

どの角度から見れば世界は

どの角度から見れば世界は うつくしく 見えるのだろう そればかりを探してる 心を込めて …

森波青子
7年前
2

深く深く

私は何人友達がいたって虚しい 友達、なんて ひとくくりに言ったって 一体どこからどこまでが友達なのかもわからないし 結局のところは一人きりだ 深く深く どこまでも探っていけるのは 自分の内側だけだ

友達

友達ができないんだったら できないままでいることだ それよりも やりたいことを一つ 見つ…

森波青子
7年前
1

思った通りに

一切 なんの言い訳もしないで ただ やってみたらどうだろう こうしたら いいんじゃないか…

森波青子
7年前
1

遠いところ

どこか 遠いところへ行こうよ、 誰の手も 届かないほど 遠くまで そこは私たちを守ってく…

森波青子
7年前
2

どこまでも

何をやっても中途半端で 迷ってばかり 自分のすべてに自信が持てず 寄せては返す 波のよう…

森波青子
7年前
2

私があなたの望むほど

あの人とはもう一緒にいられない、 ということがはっきりと分かって かなしかった 子供じみ…

森波青子
7年前
2

どうしてこんなに不甲斐ない

私には 誇れるものなど何もないので 誰にも会いたくないと思った 特に 昔の 良かった頃を…

森波青子
7年前
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世界で一番 愛してる場所に帰れない

街を歩けば 其処此処に 思い出ばかりが転がって 歩くだけで くるしいよ あの角を 曲がればふいに 制服を着た 夢に出会いそうでこわい 今はどうしているの?って 笑顔でたずねられそうで 思い出の 跡をなぞって 生きていくことはできないよ だから私は世界で一番 愛してる場所に帰れない 世界で一番 愛してる場所に戻れない