Dear Diary
貴方とのお付き合いも だいぶ長くなりましたね~
初めてお会いしたのは 確か恵比寿の書店?
大きさといい ページの使いやすさ 何にもまして
貴方の放つ色が好きだったから~
あれから何年も 色を変えながら使っています
大切なコトは 全部 貴方にメモをして託します
何気ない日常をお伝えすることもありました
仕事先で見つけた四つ葉のクローバー・銀杏の枯れ葉
映画の半券・美術館の半券と
何なら お菓子のゴミまで挟まれていたこともありましたね
そんな私は 何処へいくにもバッグの中に貴方の居場所を
作りました
そんな貴方は 最近デスクの上にひっそりと佇んで います
でも、いちばん目立つところだから・・・(ごめんね)
さて、自分はこうして毎年同じdiaryを使っている
持ち歩かなくってもdiaryの価値を 自分なりに~
今 多くの人達はスケジュール管理も メモも
スマホやタブレット端末で行っているんだろな・・・
という事は いずれ無くなる運命か?
突然わき起こった不安が急に押し寄せ
追い立てられるようにshopへ足を運ぶ
店頭には沢山の種類のdiaryが鎮座している
しかも 昨年より一層バラエティ豊かだ
しかし ここへきて何と色選びに四苦八苦
一番最初に目に飛び込むのは色 色でしょ
好きな色に手がのびる 当たり前だよね~
(まて~い!今年と同じ色でいいのか?)
適応性の高い自分を苦しめる声が・・・
目的もなく 辺りを歩き回る (時間経過)
時間の無駄■ 何を悩む■■ 中身は同じ■■■
クロミを交えて声がする
そんな私を救ったのは 同じ色を選ぼうとしている
女性だった
目線の先には 大好きな色のdiaryの上に被さるように
フレンチネイルをした上品な美しい手が入り込む
(そのカット要らない)
着込んだ洋服の下は 汗でびっしょり
オー・マイ・ガッシュ!
こうして2022年のdiaryは同じ色になった
アカウントやパスワードのメモが もっともっと
増えるんだろうな~~ このdiaryは
筆圧の強い自分は0.9㍉2Bのシャープペンシル
その上 文字も大きい
どんなにデジタル化が進んでも
これだけは続けるんだろうな~
来年の今頃は 同じように 真っ黒になっているに違いない!