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子どもがゲームにハマる前に築き上げておくべき健全な親子関係 【昨日学んだこと】 10/14/2020

昨日、書ききれなかったので、昨日の学びを今日書きます。

「子どもがゲームに夢中で昼夜が逆転した」
「注意するとキレる」   

「子どもとオンライン」朝日新聞 2020・10・13 朝刊 教育面

最近身の回りでよく聞きます。

朝日新聞社が「子どもとオンライン」をテーマに記者サロンを開催したそうです。視聴者からの悩みや質問に、ネットゲーム依存のカウンセリングを手がける臨床心理士の森山沙耶さんなどが答えるというもの。

我が家では、それほどゲームに関して悩んでいることはないのですが、これは身近な大問題。いつ自分の身に降りかかるかわからない。

何年か前にヘイデイとかアナ雪とかのゲームに少しハマった(あ、私の話です)ことがありましたが、たいして長くは続きませんでした。でも面白い。大人でもハマるゲームはいくらでもあると思います。

記事を読んでいて怖いなと思ったのは、

「ゲームの中でお金を使わないと仲間外れにされる」

という事実。
これは現実の世界でも一緒で、付き合いが悪いだけで仲間外れ。純粋に楽しみたいだけなのに。

親としてできることは何か。

まずはこういう世界があることを知ろうと努力すること。子どもがどうしてハマってしまうのか、その理由を探ろうと努力すること。

知ろうともせず、頭ごなしに否定して怒ってしまうと、子どもは隠れてやるようになる、と記事にも書いてあります。

まずは事情を聞いてルールづくり

そうは言っても・・・と思っていたら、やはり。

そのための対話がそもそも難しい

との声が紹介されていました。

話ができればまだまだ希望は見えてくるけれど、聞こうともしない、話す機会さえ作れないとなったら、途方に暮れてしまいます。

専門家のアドバイスは

まだ親の言葉を聞き入れやすい小学生のうちから、段階的に対話とルールづくりを積み重ねること

先日書いたスマホの扱い方についてもそうでしたが、やはり小さいうちからが大切らしい。

じゃあ、もう大きくなってしまい、どっぷりハマってしまい、友達からは仲間外れ。でも抜け出せない、昼夜も逆転で生活はめちゃくちゃ。そうなってしまったら一体どうしたらいいのでしょう。

本人や家族が困っているなら、医療機関やスクールカウンセラー、行政や民間の相談機関に相談してほしい

いやいや。親の話も聞かないんだから、そんなところに連れて行くのだって大変でしょう。と思ってしまう。

はっきりとした答えは記事の中に見当たらない。本当に難しい問題。

今では相談相手が「ネットの人」という場合も少なくないらしい。本人が「ネットの人」に相談する形でトラブルに巻き込まれるケースはどんどん増えています。

「ネットの人」に負けない関係を築くのは大人

こうやってまとめられていました。

ポイントは、

子どもが小さいうちから
ルールを作り
対話を重ね
健全な関係を築き上げておく

ことなんですね。ゲームに限らず。
最初からそんな親子関係を築けたら苦労はしない・・・どんな問題も、健全な関係を保てたらお互いに苦しまずに過ごせるかもしれない。
では健全な親子関係って?

家は3回建てないと理想の家にならない

とよく聞きますが、親子関係もそうかもしれない。同じ親子で3回同じ時代に生まれ変わったら。。。

はい。やり直しはできません。子どもが生まれたと同時にはじめて親となり、その「親」を経験出来るのも人生で一度きり。切ない。

ゲームにハマって、それが自分の特技となり、仕事になったという人もいます。その時親はどんな関わり方をしていたのか?親がもし、一緒にゲームを楽しんで、一緒に課金について考え、一緒に競い合ったりして、そんな関係の場合はどうなる??極々少数かもしれないけれど、親の関わり方、考え方がその子にどう影響するか。もしかしたら数年後にはゲーム依存症についての統計など研究が進み、解決策も出てくるのかも。でもきっとその時はまた新たな問題も出てくるのだろうな。

考えても考えても迷宮入り。

そういえば、我が家にまだ将来の見えない5歳児がいました。
幼稚園から帰り、夕飯の支度をしたくてウズウズする私に「一緒にレゴしよう」とせがむ息子。

「ちょっと動画でも見ていてほしいな」と言う母に、

「やだよ。動画を見るなんてベイビーみたい。」

5歳にして、動画に飽きてきた今日この頃。

ゲームにはあまりハマって欲しくないけれど、全く動画を見てくれないのも困る、複雑な気持ちの母。

こうやって「一緒に遊ぶ時間」をないがしろにして、タブレットに子守りをお願いするような私が、将来「息子がゲームにハマり、昼夜逆転してしまいました。話も聞いてくれません。」となるのではないか・・・ちょっと鳥肌が立った秋の夜でした。

健全な親子関係。明日からがんばろ。

(ゲームが悪者になってしまいましたが、コロナのステイホーム期間は、息子と散々一緒にやりました。大変お世話になりまして、その節はありがとうございました。ゲームを作り出す人は本当にすごい。もし息子が本気でハマったら、作り出すことをオススメしよう。)

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seiko
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