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プロフィール
神奈川出身の1975年式、いつになっても夢ごこちのお花畑型人間。
やりたいことがありすぎてまとまらず、いまだにゴチャゴチャのパズルを組み立て中。(↓ご覧のとおり)
布で絵を描くキルトアーティスト
アートマインド®︎コーチングアドバンスコーチ
チャイルドアートカウンセラー
合同会社まつなみART事務所代表
(子ども英語教室アクティメソッド岐阜市橋校オーナー)
17年間運営してきたコットンコネクションという輸入生地専門店を、2021年末に閉店いたしました。長い間お世話になった皆さま、ありがとうございました。また、子どもアートスクールは現在休講中ですが、今後については恐れ入りますが未定となっております。
アートを通して「心」を整える仕組みや癒しが得られるストーリーについて探索中です。
千里の道も一歩から
A journey of a thousand miles begins with a single step.
(千里の道も一歩から)
ニュージーランドのHakarimata Walkwayを歩いていたときに、途中の草むらで見つけたサインに書いてあった言葉。そして驚いたことに、その日読んでいた「14 day mind cleanse_by Jacqui Lewis」という本の中でも、この言葉に出会ったのです。
同じ日に二度も出会うなんて、これはもう・・・(人生半ばだというのに)・・・最初のステップを踏み出すべきというお告げだな。(遅い!)
この言葉が最近の指針になっています。
色のない日々
20年前、私は暗く冷たい、色のない暮らしをしていました。小さい頃から夢見ていた「家族」。子どもは二人くらい。三人いてもいい。
賑やかでカラフルな毎日を、何度も何度も想像していました。
結婚して数ヶ月経っても、数年経っても、子どもができない。仕事をしながら何箇所も病院を変え、治療法を変え、環境に気を使い、食べ物に気を使い、それでも、できない。
自分が自分ではない。自信がない。夢が持てない。笑顔になれない。人間ではない。たった一言に傷つき、たった一瞬の風景に傷つき、どんな励ましもどんな支えもこの心にまでは届かない。
この世にはいろいろな苦しみがありますが、私が経験したものはそういうものでした。
人の気持ちを比べることはできません。
「もっと辛い人がいるよ」「もっと頑張っている人がいるよ」
そう言われても、なおさら傷つくだけで、自分らしさを取り戻すことなんて二度とできない。
そう思うほどに、視界は真っ暗闇でした。
日本でもトップクラスという不妊治療専門病院に通いはじめ、真っ白で清潔感重視の病室は、なおさら私を苦しめました。
自分には色が必要だ、なんてその何年もあとに気づきました。
アートジャーナル創作
真っ白なカーテンが眩しくて、苦しくて、心は益々冷たくなりました。
涙はもう、枯れ果てたと思った頃、病院の先生から言われました。
「あなたは必ずお母さんになる」
涙って枯れることがないんだな、と不思議な感覚を今でも覚えています。
今私は、いつか夢見た「家族」と暮らしています。
そして、この間にいろいろなことに挑戦しては挫折してきましたが、
どれもあの苦しさとは比べようがありません。
何度も考えました。
「あの病院には、今でもあの時の私のように暗く冷たい、色のない世界で苦しんでいる人たちがいる」
あそこにアートがあったら?心に少しでも明かりを灯す、「色」があったら?
ほんの一瞬でもいいから、たった一人でもいいから、いつかの私に似た誰かの心を癒すことができないだろうか?色でもアートでもなく、何かのストーリーが必要かもしれない。
未来の結果に囚われるのではなく、今あるもの、目の前のひとつひとつのコトに意識を向けられる方法はないだろうか?
将来が不安。願いは叶わない。そんな妄想にとらわれて、どんどん自分を見失っていったように思います。
その後の悩みや苦労も、どうやら「今」を楽しんでいないことが原因かもしれない。と思うようになりました。
アートジャーナルは、自由を思い切り楽しめる創作スタイルです。
何をつくるかという結果ではなく、どんな気持ちで向き合っているかという内面を見つめながら、描く・貼る・切るなどの目の前の作業であるプロセスを楽しみます。
余裕がなくて家族に八つ当たりをしてしまうときや、思い通りに物事が進まないときの、流れを変えるための現実逃避。あくまでもポジティブな逃げ道として、アートの自由さに身を任せるだけで、本来の創作を純粋に楽しんでいた自分に戻れるような気がします。
間違いも失敗もない、誰かに評価されることもない。ただ五感で創作を楽しむのみ。日常の中に、そんなことを取り入れながら暮らしています。
やってきたこと
神奈川の山で育ち→東京目黒9年→神奈川逗子2年→岐阜漂着
1997年 東海大学教養学部芸術学科美術学課程卒業
1999年 キルトでのインターンシップ留学(アメリカオレゴン州、アリゾナ州)
2004年 輸入生地専門店コットンコネクション オープン
2022年 合同会社まつなみART事務所 設立
10代
水泳・ピアノ・剣道・器械体操・新体操・書道など習い事に没頭し、その中でも最大の楽しみはお絵描き教室でした
20代
呉服屋さん、OA事務、リーガル部門アシスタント、役員秘書など様々な仕事をしながら、絵画、着物、キルト、留学など、やはりあらゆる興味に突き進んだ時代
30代
生地屋さんコトコネを経営。東京・自由が丘での実店舗運営のほか、全国のイベント出店、手芸教室運営、オンラインショップまで右往左往。
40代
激動の17年間に幕を閉じ、ようやく自分の立ち位置が見えてきた今日この頃。しかし相変わらずあちこちに向かう好奇心に突き動かされる一貫性のない行動により、その立ち位置は日々変化し続けています。
キルト関連 入選・受賞歴
・2004年 Quilt Competition QUILT ODYSSEY in PA USA
「Mitch’s Motorcycle」 入選
・2004年 Quilt Competition QUILT ODYSSEY in PA USA
「Shaun’s Jeep」入選
・2005年 世界キルトカーニバル in 名古屋 「フランスの風」 奨励賞
・2009年 東京国際キルトフェスティバル キルト大賞
「未来へ」 審査員賞 受賞
資格
一級色彩コーディネーター
UCアドバイザー
(色のユニバーサルデザイン https://www.aft.or.jp/uc/index.html)
アートマインド®︎コーチング・アドバンスコーチ
中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)
チャイルドアートセラピスト
チャイルドカラーセラピスト
児童発達支援士(発達障害児支援)
趣味
興味のおもむくままに描くこと、書くこと、読むこと、学ぶこと
習性と特性
ひとり行動が好きです
ひとりの時間がないとエネルギーゼロとなり、動けなくなります
エネルギーが満タンになると、外に出て人と対話をしたくなります
自然が好きですが、虫は苦手です
両親ともにB型から生まれたB型人間
感受性の強さとこだわりの強さを誇りに思っています
見かけは柔らかい(とよく言われます)のに、芯は図太く頑丈なガンダム並み
自分の好きなところ:肉付きがよく、まるまるとしたもちもちの手
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