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DAY 32 子どもと一緒にNZ 2024
(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)
なんと、気づいたらニュージーランドに来て1ヶ月が過ぎていた!!
いつの間に!!
あっという間すぎて悲しい。これがあと11回しかないなんて。
まぁ、生活準備週間はあまりに忙しくて、あまりに無い無いづくしで大変だったけれど、それも今思えば楽しい出来事。
いや、振り返るにはまだ早すぎるな。
制服のお直し
昨日から娘に頼まれていること。
制服のスカートのチャックが壊れてしまったらしく、それを直して欲しいと。
スライダーが外れてしまったので、それをどうにかこうにか付けようと悪戦苦闘しているのだけど、どうしてもできない。
ネットで調べたら「すぐにできる」みたいに書いてあるけど、マイナスドライバーはあってもペンチが無いし、ファスナーのエレメント部分が弱ってきていてちょっともう無理かも。
この制服は中古で、無料でもらったのです(あ、内緒だと先生が言っていたけど)。
どれだけの子たちがこのスカートを着てきたのだろう。
スカートは、さまざまな形があって、同じストライプの模様で同じ生地を使っているけど、デザインのバリエーションがたくさんあります。
インド系の生徒たちは足首までの長いスカートをはいていたり、シンプルなボックス型で際どいところまで短くしてはいている生徒も多い。
娘は膝丈の上品な(わたしの偏見)長さで、後ろにだけ数箇所ヒダが入っているデザイン。
これが大好きすぎて、もう一つシンプルなボックス型を持っているのに、これしかはかない。
ということで急いで直さなくては。
仕方ない。ファスナーを買ってきてつけたほうが早い。
向かったのは、キルター友達のGillに教えてもらったBackstreet bargainsというお店。
SpotLightsというお店にも大量に生地はあるけど、そこはチェーン店。
わたしの想像ではBackstreet bargains の方がもっとわたしが理想とする「キルトショップ」に近いのではないかな。
この国にキルターが1000人しかいないという噂(本当はもっといると信じています)なので、“キルト“に特化したお店は期待できないけれども。
コトコネが懐かしい。
と、感傷に浸っている場合ではない。
お迎えタイムまであと2時間。
Googleマップさま。わたしをBackstreet bargainsまで連れて行って!
そして、たどりついたファブリックショップは・・・理想とはちょっと、いやかなり違っていました。
布、布、布・・・・ロールの山。
デコレーションに工夫を凝らしたキルターのためのキルターが作ったキルトショップではなく、キルターが大量の布をもっともっと見たくなったときに行く、または特定の模様を探し求めても見つからないときに行く、生地屋の聖地。日暮里繊維街とか浅草橋あたりの生地問屋さん。・・・・でした。
(今はどうなっているんだろう?生地業界から離れてもうずいぶん経つな)
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今回の目的は生地ではありません。ファスナー1つ。
でも、どんなところか見てみたかったのです。
2ドルショップで売っているファスナーでは、「そんなもので大事な娘のスカート直すな!」と夫に怒られそうだと思っていたので、よかったここに来て。
きちんとした専用のファスナーを買うことができました。
コンシールファスナーだっけ?
(キルトは好きでも洋裁は完全に専門外のわたしです)
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Wi-Fi難民から脱出できない
ここ数日前からいろいろあって、ファイバーの手続きをまだまだ継続中。
ファイバーの申し込みは、先日大家さんが手伝ってくれたおかげでできたのだけど、その後、連絡がこない。そしてようやく「設置までに時間がかかるので、その間ワイヤレス使ってて」と言われ、モデムが届いたのです。
そのようやく届いたモデムを設定しようにも、できない!!
思い切って電話してなんとか言われる通りにやってもできない。
そして、「日本語で説明できる人から連絡がくるから待っていて」とのこと。
いえ・・・日本語じゃなくていいから、使えるようにしてくれるなら英語でいいから。
問題はそこじゃない。
(いや、わたしが理解していない、と誤解されたのかも・・・そこが問題だったのか)
トイレ掃除のブラシを買いに行き、娘の誕生日が近いから、といろいろ物色。
まだまだ細かいものを買わなければいけない生活からも脱出できない。
車に戻った途端、スマホが鳴りました。ブロードバンドの会社から。
「こんにちは。あなた、ごめんなさい。モデム届いたね?ありがとうございます。それ、間違いなのよ。ありがとうございます。あなた、Store行く。それでOK?さようなら。」
英語の方が理解しやすかったと思いますが・・・一生懸命日本語で話してくれました。日本人だから、日本語話せる人をわざわざ探してくれたんだろうな。
つまり、
送ったモデムは我々のミスで、間違いでした。あなたの家で使えるWi-Fi用のものではありませんでした。申し訳ございませんでした。ご足労をおかけしますが、近くのお店まで返却していただくことは可能でしょうか。そうしたらそこで新しいモデムをお渡しします。
とのことらしい。
・・・最初からお店に行った方が早かったんじゃ・・・
とにかく、一度家に帰ろうと思っていたけど、もう時間がない。
このまま息子のお迎えに向かおう。
その前に喉が渇いた。
スーパーに入ると、すぐに棚の上にあった飲み物と目が合いました。
あなたの濃いお茶
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え、、、
日本のお茶がここにあった驚きよりも、
普通が普通じゃないことに疲れたこのタイミングで出会えたことにびっくり。
「あなたの濃いお茶」と声に出して読んでしまったよ。
わたしのための濃いお茶。助かった!!
さ、明日からもがんばろう。
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