フラッシュバックとは・症状・対処法
フラッシュバックの症状
具体的な例では、不安な気持ちになり、悲しい気持ちになる、どうしようもないように思う、無力感、頭の中が真っ白になる、いつもと違って言葉が思いつかなくなる、など様々です。
これがほんの一瞬のこともあれば、数分にわたることもあります。
トラウマになったその記憶が、無意識に、また急に思い出されしかも現実に起こっているかのような感覚が強い時を指すことが多いです。
フラッシュバックが起きた場合、必ずしも映像や音が存在するとは限りません。
記憶には様々な要素があるため、フラッシュバックは怖さ、恐ろしさなどといった感情や味覚、痛みなど感覚の衝撃として発生することもあります。
同じ場所、似たような場所、同じ人、似たような人、トラウマとなる状況を思い出させるもの(音、におい、モノ、感覚など)がきっかけになることが多いです。
思い出したくもないのに同じ状況を思い出して、身体が反応するならばフラッシュバックかもしれません。
言葉としての理解や表現する能力を持たないような幼児期にトラウマとなった体験については、意識しないまま記憶として持っている可能性があります。
そして、フラッシュバックにおいてそれらを再び経験する可能性があります。
また、非日常的な体験以外でも日常の出来事がトラウマの原因になる可能性があります。
精神的に弱いからなるわけではありません。
トラウマと無関係だと思っている人でも、きっかけによっては起こりえることがあります。
失恋、叱責、緊張、いじめ、などといった様々なきっかけでトラウマになる可能性があります。