どうして食べすぎてしまうのか?原因は何?【日本生活環境支援協会】
ダイエットをしようと一念発起して、結果数日後には食べすぎてしまう。いつも、食べすぎてしまって後から後悔する。そんな経験をして人は、食べすぎてしまうことが仕方ない、当たりまえ。太っていることが、仕方ない、当たりまえ、と思っていませんか?ここでは、どうして食べすぎてしまうのか?原因が何かあるのか、お話させていただきます。
美味しい物はたくさん食べる!美味しくないものは食べない!
昔、アメリカの社会心理学者が行った実験によると肥満傾向のある人ほど「美味しいものはよく食べて、不味い物はまったく食べない」という結果が出ているそうです。
この実験では、アイスクリームを好きなだけ食べていいと言われた被験者を2つのグループに分けて1つのグループには美味しい高級アイスクリームを。
もう1つのグループには、苦み成分の入った安価なアイスクリームを食べてもらいました。結果、肥満傾向にある人ほど2つのアイスの食べる量に大きな差がみられました。
これは、肥満傾向の人はグルメな人が多く、味の良い、悪いに対しての反応が痩せている人よりも強いといえます。好きな物ばかり食べて、自分の苦手なものは一切口にしない「偏食」の人には肥満が多いのです。
見た目が派手なもの、見栄えのいいものに惹かれやすい
肥満者は、良く見えるようにライトアップされたナッツとライトを暗くしたナッツにくらべて2倍多く食べたそうです。標準体重の人は、大きな差はありませんでした。肥満傾向の人は、視覚的に刺激が強く、派手なもの、見栄えがいいものに惹かれる傾向が強いことがわかります。
いわゆる、映えるスイーツや食事に飛びつく人は要注意です。決まった時間になるとお腹が空いていなくても食べたくなる肥満傾向にある人ほど、空腹を感じて食事をするというよりも決まった時間になると食べたくなる傾向になります。
食べすぎ傾向のある人は、本当にお腹が空いていなくても朝、昼、晩と食事の時間になると、食欲がわいてくるのです。朝食が遅くなったとしても、昼食を抜くことなく普通に昼食を食べます。結果、食べすぎに繋がってしまいます。
まとめ
食べ過ぎてしまう、肥満傾向にある人は標準体重の人に比べて食に対しての反応が強いことがわかりました。もし、自分に当てはまることがあるようでしたら、食べるときに思い出してみてください。
日本生活環境支援協会にはダイエットアドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。