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ペットを飼う上でいずれ覚悟はしておかなければならない「介護」【日本生活環境支援協会】


ペットを飼う上でいずれ覚悟はしておかなければならない介護。安易に考えていてはのちのち大変な目に合うことでしょう。そこで実際に犬や猫を飼っており、尚且つ家庭内でペットの介護を行ってるリアルな介護の声を知っていただけたらと思います。

犬や猫行う介護の大変さ

介護を行う上で大変になるのが、時間の拘束に体力・精神です。老いに伴い、人同様犬や猫も自力で食事が取れなくなったり、排泄も難しく寝たきりとなった場合においては寝返りなどの補助も必要になってきます。

定期的なサポートやケアを行なわなければならず、家を空けることが困難になり旅行などの長期間に及ぶ外出も出来なくなります。

また今までとは違い穏やかな性格が突如攻撃的になるなど、飼い主のことを理解できなくなってきます。そのため精神的にも、また肉体的に犬や猫の介護が負担となり辛く、しんどくなった家庭も多いことが分かりました。

犬や猫の介護方法について

では実際犬や猫におえる介護とは一体どんなものがあるのでしょうか?調べて見たところ大きく分けて3つの介護や介助がありました。

睡眠時の介護

寝たきりなど自身で身動きがとれない場合に必要になるのが、睡眠時の介護です。一日ずっと同じ体制で寝ることで皮膚が圧迫され、血液の流れが悪くなりその部分が損傷してしまう床ずれになることがあります。

また圧迫だけでなく、床との摩擦や床に密着していることで発生する湿気などさまざまな要因で悪化することがありますので、定期的に身体の位置をかえてあげる必要があります。

トイレの介護

老いは後ろ脚から徐々に身動きが鈍くなり、歩けなくなったり立つこともままならなくなってきます。そういった際に必要になるのがトイレの介護です。オムツを履かせてあげたりペットシーツを敷く、また下半身が麻痺した際には膀胱を刺激して排尿を促してあげる必要があります。

食事の介

最後は食事の介護です。徐々にご飯を飲み込む力が無くなってきますので、今まで平気だったドックフードが食べられなくなってきます。そういった場合には流動食に切り替えなければなりません。ドライフードを柔らかくふやかして食べさせてあげたり、また市販でも流動食や介護食が販売していますので、犬や猫の具合から適切なものを選んであげましょう。

まとめ

ペットを飼うことは、きちんとお世話し最期まで見届けてあげることが家族の使命になります。少し前とは比べ物にならないほど弱った姿を見て、辛く悲しいものがありますがペットがここの家族になれてよかったと思えるよう大変ではありますが、愛を注いであげることこそ、家族の形といえるでしょう。

日本生活環境支援協会にはペット介護アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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