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本当にあった!身に付けると呪われる宝石ホープダイヤモンド【日本生活環境支援協会】
宝石には身に付けた人の運を上げてくれる不思議な力があると言われています。ですが、この世には身に付ける人に不幸を呼ぶ呪いの宝石も実在するのです。今回は実際にあったエピソードとともに呪いの宝石をご紹介していきます。
呪いのホープダイヤモンド
インドで発見されたホープダイヤモンド
ホープダイヤモンドとは45.5カラットのブルーダイヤモンドで、持ち主を破滅に追い込んでは、また違う持ち主を探すという実際に存在する呪いの宝石です。
ダイヤモンドを最初に発見したのは、9世紀ごろのインドのコーラルと言われています。偶然このダイヤモンドを拾った農夫は自宅に持ち帰りますが、ペルシャ軍によって奪われてしまいます。
あの王も所有していた
さらに歴史は流れ、17世紀半ばにはフランスの宝石商のジャン・バティスト・タヴェルニエの元に渡ります。ジャン・バティスト・タヴェルニエは、インドの寺院の女神像の目にはめられていたホープダイヤモンドを盗んだとされて、怒った僧侶がダイヤモンドに呪いをかけたと言われています。
その後ジャン・バティスト・タヴェルニエはフランスに帰った後、ホープダイヤモンドをルイ14世に売っているのです。ちなみにジャン・バティスト・タヴェルニエは84歳で老衰のため亡くなったと言われていて、呪いが降りかかったのかはわかりません。
ホープダイヤモンドを手に入れたルイ14世はというと、その後フランスの経済が衰退し、天然痘で亡くなっています。その後の所有者のマリー・アントワネット、ルイ16世も処刑されているので、ホープダイヤモンドの呪いの力が覚醒し始めたのかもしれません。
次々と犠牲者を出すホープダイヤモンド
そして、ロンドンの競売でホープダイヤモンドを競り落とした、ヘンリー・フィリップ・ホープが急死。ホープ家は破産しました。
このころから「ホープダイヤモンド」と呼ばれるようになったそうです。
さらに宝石商のハリー・ウィンストンも九死に一生を何度も経験したのちに破産。なんとあのマリリン・モンローも映画で身に付けた後に亡くなっています。現在、ホープダイヤモンドはワシントンのスミソニアン博物館で保管されていますが、片割れが世界のどこかに存在しているという噂です。
日本生活環境支援協会には宝石鑑定アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。