すみません。私、良妻賢母じゃないんです。
みなさん、3連休はどうお過ごしでしたか?
仕事も休みだったので旅行!
なんと、仕事で3連勤…
暑かったので、家でまったり~
などなど、それぞれの過ごし方をされたと思います。
小さい子どものいるわが家は、怒涛の3連休でした…!
朝から晩までフル回転で遊びまくる子どもたちに付き合って
プール、海、虫探し…
超健康優良児のような3日間を過ごしました。
平日は自由に働いている分、子どもが家にいる時間は仕事も趣味もセーブ。
できるだけ子どもがしたいことに付き合うようにしているんですが、それが3日間も続くと、私の「いい母」エネルギーはエンプティ状態に。
私は良妻賢母ではない。
そもそも、私は良妻賢母ではありません。
(というか、そんな人、世の中にいるのか…?)
妻も母も、私の役割のうちの一つであって、それがそのまま私自身のすべてを表すわけではない。
それに加えて、私は人のお世話というのがとことん苦手。というか、あんまり好きじゃないんですよね。
まぁ、まだ子どもが小さいので(6歳、3歳、1歳)どうしてもお世話をしなきゃいけないことがたくさんあるのですが…
できることなら「お互い自由にやろうぜ~」というスタンスをとっていたい。
だから子どもたちには早く自立してもらって、酒でも飲みながらそれぞれの趣味とか人生観とかの話で盛り上がりたい。
とかいう、良妻賢母とは真逆のタイプ。
だから家族みんなでお出かけ…なんていうと、子どもたちの水筒、タオル、着替えなんかを準備している間にすでに気持ちはあっぷあっぷ…
車に乗って、さぁ出発!というころには、疲れ果てています。
それに暑さも加わって、子どものニーズを受け止めきれず、イライラ…
そしてそんな自分に自己嫌悪。。。
なんていう、負のループの中、なんとか3連休をやり過ごしました。
やりたいこと、やらなきゃいけないことを頭の片隅に置きながら、自分のニーズよりも子どもや家族のニーズを優先する。
私にとっては、なかなか過酷な3日間。
そもそも、育児には向いていない私が3日間も母親業に専念するんだから、パンクしないわけがない。
その結果、イライラしてそれを家族にぶつけて自己嫌悪になったり。
できればそんな気持ちを感じることなく、心穏やかに過ごしたいのに…!
でもできなくて、落ち込んでしまう。
そんな負のループからなかなか抜けだせない~~!!
とモヤモヤしていましたが、いったん落ち着いて考えてみると…
その思考には、いろいろと無理があるんですよね。
苦手なんだから、しょうがないよ。
そもそも、私は家事や育児が苦手です!!(ドーン!!)
もっと詳細にいうと、人のニーズを積極的に満たし続けることが苦手。
この人には今、何が必要?
何をしてあげたらいい?
どうしたらこの人のニーズは満たされる?
という思考や行動をし続けると、壊れちゃうんです(笑)
お世話をするのが苦手だからしません!という話ではなく、相手は子どもなので、ある程度ニーズを満たしてあげることは大切です。
だから、お世話をします。
でも、苦手なんです!
という、開き直りの話。(笑)
だって、苦手なんだもの。
しょうがなくない?(笑)
たとえば…
あなたがめちゃくちゃ苦手なことを、3日間ぶっ続けでやってください。
これはとても責任のあることなので、途中で投げ出すことはできませんよ。
って言われたらどうします?
私なら発狂します。(もうしてるか)
やらなきゃいけないことだから頑張るけど、めちゃくちゃしんどいし、思ったようにうまくはできないし、でも「できなくてもいいや~」と開き直る気持にもなりにくい。
これってめちゃめちゃしんどい状況ですよね。
これを日々の子育てにそのまま置き換えるのは少しオーバーかもしれませんが、似たようなところはあるんじゃないかなぁ。
あくまでも私の場合ですが。
「役割」=「得意」ではない
世の中には、私とは違って、家事や育児などの他者のケアやサポートが得意な方もいらっしゃいます。
本当に素晴らしいし、私もそうなれたらなぁと思うこともある。
でも、私は苦手。
母親だから妻だからと、当たり前のように子どもや家族のケアやサポートが求められてしまいますが
(そして、それをこなしていくけれど)
全ての人が、それらを得意でいなくちゃいけないわけじゃないと思います。
(し、得意なわけがない)
私はお世話というサポートは苦手かもしれないけど
「一緒に酒を飲むのが楽しいわ~!」と思ってもらえる親になる自信はある。
今はまだお酒は飲めないので、得意分野ではない子どもたちのニーズを満たすお世話の批准が大きいけれど、今にみてろよ!と思っている。
なんか、それでいいんじゃないかな。
(漠然としていてすみません)
子どもや家族のお世話をするのが苦手。
家族と過ごす連休がけっこうしんどい。
なんていう気持ちは、世間一般の母親像からすると、ルール違反みたいな感じがするけど、それは私の中のまぎれもない事実なんです。
むしろそういう自分を認めてあげると、反対に、そうじゃない私だからこそできることも見えてくる。
苦手であることを認めて「よくがんばったね!」と、自分をねぎらってあげれれば、疲弊した自分をケアして、またいいエネルギーを循環させられる。
良妻賢母ではない自分を責めるのではなく
「苦手なんだからしょうがないよ!」
と開き直ることで、新しい道も見えてくるんじゃないでしょうか。
自分が元気でいるという責任
フリーランスという自由業をしている以上、私が私のコンディションを整えるってことは、想像以上に大切です。
痛みや疲労を無視することはできるけど、それを放置し続けると、大けがに繋がってしまうから。
そうなると、仕事をすることができなくなる。
それは本末転倒…というか、避けたい未来です。
だから、まずは自分をいたわる、整える。
それが、自由な生き方を選んだ、私の責任だと思っています。
そのためには、やっぱり自分にとって何がしんどくて、何が楽しいのか、勇気をもってそれらを明らかにする必要がある。
「育児が苦手」なんて言ったら、世間的にどうなのかな…
という不安がよぎりますが、それを言い始めたら、私の心を無視することになってしまうから。
だから、勇気をもって公言します。
「私、良妻賢母じゃないんです。」
ってね。
そうして、週明けに無事子どもたちを保育園に送り届けたら
好きな服に着替えてメイクして
自分のために美味しいコーヒーをいれて
やりたかった仕事に取りかかる
そうして、くちゃくちゃになっちゃった自分をいったんにきれいに整えて
またバリバリ仕事をする!
そんな生き方がいいな、と思います。
これを読んでくださった方は、ぜひコメント欄で苦手なことを公言して、開き直ってみてください♪
ちょっと、気持ちが楽になるかもしれませんよ(⌒∇⌒)
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最後までお読みいただきありがとうございます。
誰よりも【心】について思いをよせるmariが
複雑怪奇で形のない【心】について
正面から、横から、ななめから
ためつすがめつしながら考察していくページです。
私が【心】と向き合う日々が
読者の皆さまにそっと寄りそい
ときにははたと立ち止まって考える
そんなきっかけになりますように。
皆さまからの
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mari【言葉をつむぐ人】
・36歳、3児の母
・13年間の教員生活ののち、自分らしい人生を求めてフリーランスに転向
・現在はライター、モデル、ソウルフル数秘術®プラクティショナーとして多方面に活躍
・幼少期から生きづらさを感じていたことをきっかけに、心について学び、深く考察する日々を重ねる
・好きな哲学者は老子、好きな言葉は「無為自然」