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10.生活保護と精神科の関係~精神病のフリをしている?~(1/2)

生活保護と精神科や精神障害は切り離せない存在でしょう。
私のSNSのフォロワーで生活保護の方は、多分100%かな?それくらいみなさん精神病なんですが、こういうこと書くと
生活保護に怒りを感じる人なんかは恐らく
それは精神病のフリをしているだけだ】とか思ったりする人もいるんじゃないでしょうか。
あるいは生活保護を考えている人が自分も精神病のフリをすれば・・・とか思っている人もいるかもしれません。

今回は、それはないと思うよっていう理由と、私が精神科に通った実体験から、案外精神科に通うこと自体大変ですよっていうお話をしていきます。

まず精神科というところがもう健常者の人が思ってるのとはちょっと違うかもしれません。
私が精神科に行く前は、優しい先生が慰めてくれて病院側も儲かるから薬をバンバン出して、生活保護の味方をしてくれる・・・みたいなイメージでした。

実際のところ、私はもう精神科の先生に会うのが憂鬱で憂鬱で、本当に辞めたい日々でした。
先生の第一声「ここじゃなきゃダメなの?」でしたからねw終始不機嫌そうにしているし
女の子の患者さんとだけは楽しそうにしゃべっている声が聞こえてくるし、腹がたってすぐにやめちゃいました。
それでも3ヶ月くらいは我慢して行きましたがね。

精神科なんていっぱいあるんだから変えればいいじゃんって思いました?
それ、生活保護を受けていない人の視点なんですよね。
ここ大事なとこです!生活保護になれば、ありとあらゆることに制約があるくらいに思ってもらっていいです。

一般的には例えばA歯科という場所に通っていて
「なんかイマイチだなーB歯科に変更したいな」と思ったら誰にも何も相談せずに変えることができますよね。

医療費の回で説明しましたが生活保護になればこれまでのやり方は通用しません。
上の例で言えばケースワーカーに「この前、A歯科に行くとお話しましたよね。あの後医療券をもらって行ってみたんですが、〇〇の理由でB歯科に変えたいのですがいいですか?」と確認する必要が出てきます。

まして、精神科は(これも医療費の回で自立支援医療制度について書きましたが)原則1つの病院・1つの薬局を登録します。
変えるならこっちの変更も必要なので、精神科の変更は余計面倒でしょうね。

さらに、今の日本はみんな多かれ少なかれ病んでいるんでしょう。
生活保護を受けていない患者さんもいっぱいいて精神科はパンク状態なんですよ。
住んでいるところの人口などにもよるでしょうが、3カ月待ちとかザラにあります。
私が探した中では新規は完全にお断り(受け入れきれないので)というところもありました。

この中で変更しなければならないのは大変でしょうね。その3カ月待っている間、どうするんだって話ですし。

前半は
・私の通った実体験
・今、精神科ってすごく混んでて受け入れてくれるところ探すのも大変だよ
・生活保護になれば好き勝手あちこち病院変えられないよ
っていうことを主に書きました。

次回後半(2/2)では
・生活保護の人が精神病のフリをしている可能性は低い
・精神科に通うのも結構大変
・詐病してまで生活保護になるって、そこまでの価値があなたにとって多分ないよ
ということを書く予定です。

続く(1/2)


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