14.生活保護は変わってしまう制度(3/3)
生活保護の制度は変わってしまうものなんだっていう回のラストです
制度の中身、つまり医療費なんかがパッと思いつきますが
社会保障の中の医療費っていうと高齢者の医療負担費だって結構変わりましたよね。
昔は無料だったのが1割負担になり、ついに2022年からは2割、現役並みの所得なら3割に変更になりました。
これだって社会保障の変更ですよね。
時代とともに、あるいは国の景気なんかとともに変化していっちゃうんですよ。
ただでさえ超高齢化社会に突入していくのに
医療費の1割は生活保護費から出すように今後絶対変更されないって言い切れますか?
今のところ65歳以上は就労指導ないけれど、今はシルバーでも働いている人多いですよね。
私が仮に粘りに粘って生活保護のまま歳をとって、さぁこれからうるさい就労指導もないぞ!って時に
やっぱり75歳以上に変更ね!ってならないって言い切れますか?
何もかも今のところはです。
(その"今のところ"ですらイヤで私はやめたんですが!笑)
そして本当に問題なのは仮にそうなった時に、あなたは歳だけとっているってこと。
なんだよまた制度改悪かよ!こんなのやってらんねぇ(# ゚Д゚)
って思ったって10年とか経過してたらやめるにやめられないなんてことになりかねないですよね。
今回の記事の最後にケースワーカーが変わって困ってる人の投稿をご覧ください
(1/3)で書いた話に関係あることです
↓
ちょっと長すぎて全文は載せませんが、家に訪問に来た時、大声で近所に生活保護って分かるように言われるとか
役所に行っても意地悪な態度とられるとか、要はイヤなケースワーカーに変更になったっていう文句がかなり書いてありました。
私の最初の睨みつけてくるケースワーカーみたいなもんでしょう。
医療費についての記事で説明しましたが
生活保護受給者になれば、こういう相手に医療券の発行をお願いするんですよ?
許可を得なくてはなりません。思い返しただけでゾッとします。
今なんて気楽なもんですよ、誰にも何も言われず保険証で行けばいいんだから。
お金?払いますよ。たまにしか行かないうえに3割なんで言うほど高くないし、全然払ったほうが私はいいです。
この人のように、ケースワーカーが変更になって困ったと言う人はたくさんいます。
ごちゃんねるのスレでは就労指導が厳しくなったという人もいました。
だから書きましたよね?当りを引けばいいだけではなく、当たり続けないといけないと。
今回書いてきたように、生活保護の制度は金額も、人も、制度自体も、変わることがある制度です。
いきなり廃止になるようなことはまずないとしても最近議論されるベーシックインカムとかも気になります。
自身が財産を持っているFIRE(早期リタイア)とは全然違いますね。
完(3/3)
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