純金茶碗の窃盗犯と、生活保護と、境界知能の話

純金の茶碗を盗んだ容疑者が逮捕されたニュースを見ました。
本来こういうのって興味ないんですけどこの容疑者が生活保護だったということで今回考察、解説していきます。

以下一部抜粋
>大胆な手口に注目が集まったが、発生2日後に逮捕されたのは、父親と2人で想像を絶するほど貧しい生活をしていた青年だった。

>一見、大胆で鮮やかなプロの手口と思いきや、容疑者は犯行前後や逮捕当日も同じ交通系ICカードで地下鉄に乗車し、特に変装もせず防犯カメラに映りまくり、あっさり捕まった。周到な計画性を感じさせない、シロート感丸出しの犯行だ。

障害者グループホームで働く私からしたらプロか素人か？ということではなく
この人、境界知能とかの問題があるのでは？と思うんですよね

グループホームに住んでいる境界知能の子（Aくん）と似てるなぁ〜って思いますよ

実はこの前こんなやり取りがありました。
Aくん「utaさん！（私のこと）今度またバイトすることが決まった！」

私「えっ！作業所じゃなくて一般企業のバイトってこと？すごいじゃん！良かったね！」

Aくん「生活保護のお金もらいながらバイトするんだー！給料と足したら月収30万になるかも！うらやましいでしょw」

？？生活保護もらいながら？
確かに生活保護を受けながらでも働いて給料だけでは足りないから不足分だけをもらっている受給者はいます。
でも月収30万ってまるでこれまでと同額もらいながら働くこと前提みたいな金額です。
だから私は聞きました。

私「月収30万て、稼いだ分は生活保護もらえないと思うよ？
フルタイムなら基準額上回っちゃうかもしれないから保護費は出ないかもよ？」

Aくん「ところがいい方法があるんだ！特別に教えてあげるよ！」

なんとその方法とは、生活保護になった後で作った銀行口座を給料の受取にすれば調べられないから大丈夫だと言い張るんですよね
つまり口座を提出していないから分からないと言うんですね

んなわけないだろ…って思うけど何も言いません。忠告なんてどうせ聞かないんで。
というかそんなことやるならせめてペラペラしゃべるなよ…とも思いますが
仕方がないんですよね。だって境界知能の方だから。
この茶碗の窃盗犯には同じような匂いを感じるわけです。

だからネットでは、まだ若いんだから働けとかコメントがありましたけど私からしたらそういう問題じゃないんです。

朝はふりかけ、昼はバナナ一本か何もなし。公園で花を見るのが贅沢って書いてありましたが
「働けるのに働かない本当は問題ない人」がサボってこんな生活をわざわざ選択するんですか？

違います。本当のところは知能や身体の問題で本当に働けない人なんです。
そしてこういう人達がSNSなんかで発信することもできます。例えば茶碗の犯人なら自分は転売して儲けている！とかね。

生活保護を深く知らない人からしたら、銀行口座のことだって受給者本人が言うならそうなのかって思ってしまいますよね。

こうして生活保護への怒りが真実とは別に一人歩きしているのです。

完