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日替わりの夢、変わらぬ夢
みなさんは今の女子高生が友達とどんな話してると思いますか?
好きなアイドルの話?かっこいい男の子の話?
現役女子高生の私が答えを言いましょう。
少なくともわたしの周りは四六時中未来の話している。
将来誰が1番酒豪になってそうだとか、
お酒飲んだらどんな姿になってそうだとか、
こんな仕事についてそうとか、
何歳でどんな人と結婚して、どんな暮らしをしてそうとか、
はたまた、私は絶対結婚しないよ!なんて言ったりする人もいたり。
そんな感じでお弁当を食べてる時も、教室を移動している時も、フードコートでマック食べてる時も、部活終わりのいちばん楽しい時間も、
ずーっと未来の話をしている。
そんな感じに、毎日同じ話題を話しているはずなのに、私は毎日言っていることがコロコロと変わっている。
みんなは将来したいこと、行きたい大学、結婚願望が明確になっていて、言っていることに一貫性があるのに、
私だけ、芯がないからか、やりたいことが明確じゃないからから、思いが弱いのか、コロコロ変わってしまう。
「京阪神の国公立大に絶対行きたい、あんまり働きたくもないし、子供も結婚相手もいらないかな」なんて言った次の日には、
「早稲田大学行って大手キー局就職して、バリバリ働きつつも結婚して子供も欲しいな」なんて言っていたり。
言っていることが真反対でしょ。
結婚願望とか子供の有無とかはまだ決めなくてもいい。
ただ、私ももう高校2年生。行きたい大学くらいは決めないといけない。
受験勉強を加味して決めないといけない、3年生での選択科目決定の締切も1ヶ月後に追っています。
迷っているのは総合数学II(数II・Bの演習)か古典演習のどちらを取るか。
国公立大を目指すなら数学、私立文系を目指すなら古典を取らないといけない。
しかし、日によって国公立大に行きたいか、私立大に行きたいか変わってしまう私。
残りの1ヶ月で決められるだろうか。
勉強方法が全く異なるのもあり、志望校までは決めなくとも、国公立大にするか、私立文系にするか、は早めに決めてしまわないと時間をドブに捨ててしまう。
やっぱり関西から出たくない。という思いもあり、ずっと関西の国公立大を考えていました。地元に残るために、卒業後は地方公務員か社会の高校の先生になろうと。
特にやりたいことも行きたい大学もなかったため、両親と全く同じ道を辿るつもりだった。
ただ、そんな安易に決めてしまっては、自分がそこまでしたいと思う訳では無い仕事に就いてしまっては、熱量を注げないのではないか。楽しさを生み出せず、挫折してしまうのではないか。
そんなふうに考えるようになった。
改めて私が本当にしたいことを考えた時に、1番に思いついたのがメディア関係の職。具体的に言えば、テレビ局やラジオ局で番組を作る。新聞記事を書く。そんな仕事がしたい。
過去に見た100カメのオールナイトニッポン編で放送された、楽しそうに番組の案を出し合うスタッフの方の姿を思い出した。
思い出したというより、それを見た中学生の頃から脳裏に焼き付いて離れない。
小4の時に地元の県のラジオ局を尋ねた。大好きな放送作家さんとパーソナリティさんに会いに。
こんな職場で働いてみたいと思った。
自分の夢やしたいことが叶えられるか分からないようなレベルのものでも、諦めるのは後ろめたく、心苦しい。
やっぱり、できる所まで目指してみようかな。
遅すぎるスタートかもしれないけれど。
大手メディア職は、超難関私立でないと、就職が難しい。具体的に言えば早慶。
小さい頃から夢見た職業を叶えるためなら、死ぬ気で努力できる気がする。
もちろん舐めているわけじゃない。
高校の偏差値が70あるとはいえ、学校内底辺を這い、授業について行く努力もしない私。小テスト勉強さえしない私。
早稲田目指すには遅いスタートだろうけど、今日からがんばります。
受かるには1万語の英単語頭に入れなきゃいけないらしいよ。
高校で習うのはたったの1900語。
大変な道程なんだろうな。
今まで数学に時間割いていたけど、とりあえず毎日英単語詰め込もう。
今までなら日本史の授業で私には関係ないと他人事だと、すっ飛ばしていた先生の「早慶志望はここも覚えておけよ」って言葉がいつもより胸に刺さった今日です。
他人事が自分の事になってしまった。
段楊爾と上宮聖徳法王帝説、ちゃんと覚えとこっと。