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安芸高田市名物『あきたかた焼き』を食べてみた
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広島県のグルメと言えばお好み焼き。
独特の製法、文化が今日に至るまで脈々と受け継がれている。
「お好み焼きと言えば大阪府!」
って?
どちらにもそれぞれの良さがあるので、細かいことは気にしなくていい。
■広島県内でも地域ごとの特色がある『お好み焼き』
多くの広島県民によるお好み焼き愛は非常に強い。
人口あたりのお好み焼き店舗数では日本一、コンビニエンスストアよりも多いと言われているほどだ。
広島方式のお好み焼きは具材を重ねるスタイルで、そばやうどん等の麺が入る。
お好み焼き1枚がそのまま1食分の食事となり得るのが特徴だ。
そして広島県内の各地でも独自のスタイルがある。
砂ズリやイカ天が入る『尾道焼き』。
ミンチとその脂で麺をカリカリに焼く『府中焼き』。
細いうどんが入り半円形に畳まれる『呉焼き』。
地元のソース&麺を使い鶏モツが入る『三原焼き』。
生地に酒粕が入るのが特徴の『竹原焼き』。
庄原産の米とポン酢を使用する『庄原焼き』。
地元のソース&唐麺を使用する『三次唐麺焼』。
等々だ。
余談だが、2024年からはオックスフォード英語辞典に『okonomiyaki』が追加されたのも記憶に新しい。
■あきたかた焼きとは
このように『お好み焼き』と言っても多岐にわたる広島県で、2023年に誕生したのが『あきたかた焼き』である。
『毛利元就 郡山城入城500年記念事業』の一環として、当時の安芸高田市長であった石丸伸二さんの「安芸高田市の未来に残るものを作りたい」という思いから始まったそうだ。
『〇〇年記念事業』というとハコモノ(建造物等)をつくるというイメージが浮かびがちだが、市の財源が無い(お金が無い)状態でも市のPRになるようにと考案されたという、何とも石丸伸二さんらしいエピソードだ。
あきたかた焼きの定義は次の通り。
①広島のお好み焼き(重ね焼き)を基本とする。
②鶏肉を使用する。
③神楽にちなんだ次の5色を表す食材を使用する。
青…青のり
赤…紅しょうが
黄…卵
白…餅
黒…ソース
※お餅が入るため、そばやうどん等の麺は入れても入れなくても良い。
食べられる場所は↓の通り。
普通にスーパーマーケットでも売られていて、私が今回食べたのもスーパーマーケットで売られていたものだ。
ソースがドロッとしている広島のお好み焼きに、紅しょうがは程良いアクセントになっているように感じる。
鶏肉のゴロッとした食感もお餅のもっちりとした食感もあり、食べていて飽きが来ない。
スーパーマーケットで売られているものでもこのレベルなら、飲食店で提供されるあきたかた焼きはさぞかし美味しいのだろうと思う。
まさかの大阪府どころか日本国外でも食べることができるということで、安芸高田市のPRとしては大成功なのではないだろうか。
■石丸伸二さんの手腕
政治監視の鹿としては、妄信的に石丸伸二さんを評価しているわけではない。
だが、厳しい財政状況の中でもできることを模索した結果、安芸高田市をこれだけ有名な自治体にし、財政状況を改善した功績は大きいと言える。
政治と経済は密接な関係だと改めて思い知らされる。
今度は東京都議会から政治改革を促し、ゆくゆくは日本各地で本当に住民のためになるような仕事をしてくれる優秀な政治家が増えることを願う。
石丸伸二さんが立ち上げた再生の道には、そんな期待をしてもいいのかもしれない。
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