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『再生の党』ではなく『再生の道』
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石丸伸二さんが立ち上げた地域政党『再生の道』(The Path to Rebirth)が2025年6月の都議選に向けての候補者を募集している。
東京都で議員になれば年収1400万円以上になるらしい。
2025年2月16日(日)23:59まで受け付けているようなので、東京都民は大チャンス。
『政治のエンタメ化』とは
石丸伸二さんが提唱している『政治のエンタメ化』は、人によっては不謹慎に聞こえるかもしれない。
その真意は↑の本で解説されている。
『エンターテインメント』は一般的には『娯楽』と訳されるが、語源から考えると『人の心をつかんで離さない』というもの。
石丸伸二さんはこの『政治のエンタメ化』という言葉に、住民が政治にもっと興味を持つようになってほしいという願いを込めているようだ。
Kindle(電子書籍)版もあるので、気になる人はチェックしてみてほしい。
大手メディアもやればできるじゃないか
現代のようにYouTubeをはじめとするSNSが発達するまでは、大手メディアによる印象操作が行われても反論の声をあげにくい状況が続いていた。
ところがその流れも大きく変わっている。
真偽についてはともかく、昨年の兵庫県知事選がまさにその例だろう。
そしてその布石は同じく去年の東京都知事選の際、石丸伸二さんによって打たれていたように感じる。
安芸高田市長時代から、石丸伸二さんはメディアに対して厳しい姿勢を貫いていた。
それは石丸伸二さん自身に都合が悪い部分をカットしろということではなく、むしろノーカット(完全無編集)で出せという姿勢だった。
石丸伸二さんが『定義』や『話の前段』『前提』を大切にしているのは、すでに多くの人がご存じの通りだ。
石丸伸二さんとしては、あくまでもフェアに議論をしようとしているだけに過ぎない。
先日、石丸伸二さんが『再生の道』立ち上げにあたって会見を開いたが、私としても目を疑う光景がYouTube上で見ることができた。
なんと、いくつかの大手メディアが会見の様子をノーカットで投稿していたのである。
日テレが…。
産経が…。
共同通信が…。
大手メディアは強大な権力者である。
その権力に立ち向かい、是正を促し続けた結果、大手メディアとは思えない動きが散見されるようになった。
これは非常に大きな動きだと感じずにはいられない。
賢人は当たり前にリスク管理をする
一部のメディアや記者が的外れな指摘をしている。
その理由が『再生の道』立ち上げ会見の会場変更だ。
もともと記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったこと。
会見を主催する記者クラブには
「取材目的の希望者は出席を制限しない」
と言われたため、誰が来るかわからない状況はリスクが高いと判断した結果である。
ここで言う『リスク』について曲解しているメディアや記者等が騒いでいる。
上記の状況で石丸伸二さんにとっての『リスク』とは『取材目的だと主張すればどんな不審者・危険人物でも来ることができ、事件が起きるかもしれない』というリスクである。
おそらく今までにこれほど注目度の高い会見は無かったのだろう。
『制限しない』はどう考えても不可能だ。
また、事件は起きないかもしれないが、それは誰にも断言できることではない。
となると、最大限のリスク管理をする必要があるし、時間的にも場所の収容可能人数的にも制限を設ける必要は出てきて当然だ。
石丸伸二さんは会見への入場条件として『マス媒体を保有すること』もしくは『登録者数100万相当のネット媒体を有すること』を掲げていた。
例えば受験で志望校へ入ろうとすると試験で一定の成績を残さなければならない。
これと同じで、イデオロギー(政治思想や社会思想)は不問で、明確な数字を基準にしただけだ。
その基準をクリアできなかった者たちが、
「フリー記者の排除だ」
などと喚いているのである。
大の大人が己の力不足を棚に上げて駄々をこねている様子は見るに堪えない。
リスク管理については↑の本にも書かれている。
フリージャーナリストの存在意義
ジャーナリストになるための資格は存在しない。
極端に言えば私のような人間でもジャーナリストを自称しようと思えばいくらでもできる。
↑3時間30分を超える長い動画だが、前述の『基準』をクリアできなかった横田一さんが石丸伸二さんと対談している。
というかこれは対談になっているのだろうか?
「声無き声を拾う!」
「弱者の代弁者だ!」
このように声高に叫ぶ自称ジャーナリストは、どれほど鋭い質問をしてくれるのだろう?
↑の動画を倍速ではあるが全て視聴した結果、私は石丸伸二さんが出した『基準』は正しかったように思う。
横田一さんのジャーナリストとしての能力・姿勢がわかる動画もあるので、フルで視聴するのが困難な人にも視聴してみてほしい。
その上で石丸伸二さんの設けた基準の是非について考えてみるといいだろう。
全てのフリー記者・フリージャーナリストがこうでないことを願わずにはいられない。
多くの情報に触れた上で取捨選択は必要
テレビでもSNSでも、デマや変更報道・印象操作は行われている。
私も1人の国民・有権者としていろいろな情報に触れるようにしているし、さらに言うとできるだけ一次情報(原典)に触れるように努力している。
その上で私なりに感じたこと、思ったことを発信しているが、もしかしたら私も偏った見方になっているかもしれない。
ネット上では石丸伸二さんを応援している人に対して『石丸信者』などという言い方も蔓延っている。
だが、私が見る限りだと、石丸伸二さんを応援・支持している人たちのほとんどが盲目的になっているわけではないと思う。
決してカルト宗教団体的なものでも『信者』でもない。
おしらく多くの石丸伸二さん支持者と同じように、私が見る限りでは今のところは最もまともに見える政治家の1人が石丸伸二さんだというだけである。
まともどころかこれほど有能な政治家・期待値の高い政治家は今の日本にどれだけいるだろうか。
私は石丸伸二さんや『再生の道』に期待している。
石丸伸二さんが立ち上げた『再生の道』は政党というよりは、優秀な人材を政界へ送り込むための『装置』というか『仕組み』だと思う。
絵に描いた餅のような政策を前面に出すわけではなく、『政治屋』を一掃することで住民のため・国のために働くまともな政治家を増やすこと。
そうなれば私たちが納めている税金がまっとうに使われる日本になるはずだ。
いつまでもわけがわからないまま税金を搾取されるのは我慢ならない。
既得権益・利権にしがみついて甘い汁を吸い続けている人たちにとっては、石丸伸二さんの存在はこの上なく目障りなのだろう。
そうでなくても石丸伸二さんに対して不信感を持っている人もいるだろうが、私はそういう人に問いたい。
「では、あなたが期待・応援・支持している政治家は誰で、どうして期待・応援・支持しているんですか?」
と。
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