【有馬記念2020】血統分析|クロノジェネシス一択?勝てる血統考察
こんにちは、UMAJOシンガーセイカと申します。
競馬ファン歴約20年・血統予想を得意とする私が、2020年12月27日(日)に開催される「有馬記念」について、血統を中心とした分析を書いてきます。有力馬・クロノジェネシス、ラッキーライラック、フィエールマン、ワールドプレミアなどの血統分析も行っていきます。
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コース分析・傾向分析
中山芝2500mのコース分析と、「有馬記念」過去5年間・3着以内馬の傾向を分析していきます。
(1)急坂2回をこなせるパワーは必須
(2)1番人気の信頼度は60%
(3)前走ジャパンカップ組が最多
前走G1出走組が圧倒的な結果(2015年1着ゴールドアクターのみ、アルゼンチン共和国杯(G2)出走)
(4)3歳馬~5歳馬が好走中
3歳馬~5歳馬が3着以内をほぼ占めています。(6歳馬は唯一1頭だけ。2018年シュヴァルグラン)
(5)リピート好走あり
シュヴァルグラン、キタサンブラック、ゴールドアクター(過去10年間に広げてみてみると、オルフェーブル、ゴールドシップなども)
過去血統データ分析
「有馬記念」過去5年間・3着以内馬の血統分析を行っていきます。
青色・・・サンデーサイレンス系
緑色・・・ミスタープロスペクター系
オレンジ色・・・ノーザンダンサー系
紫色・・・ナスルーラ系
灰色・・・その他
(1)サンデーサイレンス系の「中山巧者血統」に注目!
父系はまずはSS系だと思います。その中でも、このトリッキーな中山コースを得意とする血統をチェックしたいです。
●ディープインパクト産駒
過去3頭が3着以内に該当。スピード中心型ですが、スタミナもパワーもバランスよくある血統。母父系がパワー型であればよりGOOD
●ハーツクライ産駒
まさに中山巧者血統!昨年覇者のリスグラシュー、また、リピート好走のシュヴァルグランなど。スタミナとパワーが豊富で、このコースは得意といえそうです。
●ステイゴールド産駒
こちらも中山巧者血統。過去10年に広げると、ステイゴールド産駒は1頭は買っておきたいところでした。しかし最近は、出走数が減っている事もあり目立った結果は出せていません。ただ、相性は間違いなく良い血統です。
(2)勝率が高い「キングカメハメハ系」のミスプロ系血統
ここ最近のトレンド血統の観点でみていくと、キングカメハメハ系のミスプロ系血統が結果を残しています。
レイデオロ・・・キングカメハメハ産駒
サートゥルナーリア・・・ロードカナロア産駒(父:キンカメ)
また、本コース「中山2500mの血統データ(2018.1.1より)」の勝率血統データを見ていくと、上位4位までがミスプロ系血統、さらには「ルーラーシップ産駒」は2位、「ロードカナロア産駒」は3位という結果に。また、3着以内率は「ロードカナロア産駒」が断トツの1位となっています。
(3)母父系はパワー型血統一択!
母父系は、この中山芝2500mのコースに耐えうるようなパワー型血統が好走中です。
ノーザンダンサー系の「ダンチヒ系」「ノーザンダンサー系」「ヴァイスリージェント系」「サドラーズウェルズ系」あたりには注目したいですし、ミスプロ系のパワー型血統、ナスルーラ系のパワー型血統も注目です。
有馬記念2020 有力馬血統分析
クロノジェネシス
父:バゴ(ナスルーラ系)
母父:クロフネ(ヴァイスリージェント系)
一番人気になるであろうクロノジェネシス。宝塚記念を制し、天皇賞秋・3着からの巻き返しを狙う一戦です。昨年も「リスグラシュー」が牝馬・宝塚記念を制して臨んでおり、条件は揃っています。
血統観点では、超パワー型血統のナスルーラ系を父に持ち、母父系も超パワー型血統のノーザンダンサー系の1つであるヴァイスリージェント系。過去5年間・3着以内馬には例のない血統ですが、この力のいる中山では相性が良い血統だと分析しています。雨が降ったり、雪が降ったりして馬場が荒れると、なおさらこの馬の勝率が上がると思います。
フィエールマン
父:ディープインパクト(SS系)
母父:Green Tune(ニジンスキー系)
好相性血統のディープインパクト産駒。少し物足りないパワー部分を、母父のノーザンダンサー系のうちのパワー型血統であるニジンスキー系血統が補っており、相性は非常に良いと思います。
前走は「天皇賞・秋」でアーモンドアイに敗れて2着。スピード自慢のレースにならなければ、といったイメージです
ラッキーライラック
父:オルフェーブル(SS系)
母父:Flower Alley(ミスプロ系)
父:オルフェーブルのさらに父は、ステイゴールド。まさに「中山巧者血統」でスタミナ型です。また、前走「エリザベス女王杯」でも勝っているように、オルフェーブル自体は晩成だったため、ラッキーライラックも、今が一番良い状態なのかもしれません。
母父はパワー型血統のミスプロ系。まさにこの舞台は良いとは思いますが、気になるのは鞍上が福永騎手に乗り替わりになるということ。前走同様ルメール騎手だったら太鼓判をおしたかったのですが、そこが気になるところです。
カレンブーケドール
父:ディープインパクト(SS系)
母父:Scat Daddy(ストームバード系)
相性が良い「ディープインパクト産駒」。さらに母父はスピードとパワーを併せ持つストームバード系。相性は悪くないと思います。前走はハイレベルなジャパンカップで4着、それ以前は重賞で2着を獲り続けるなど実力は十分。中山2200m「オールカマー」2着をみていくと、この中山というコースも苦にしないパワーやスタミナがあるので、コースに適応できる可能性という面では、高評価したいところです。
ワールドプレミア
父:ディープインパクト(SS系)
母父:Acatenango(Hampton系)
こちらも相性が良いディープインパクト産駒。そしてパワーとスタミナのあるHampton系ということで、このコースはマッチすると思います。昨年の有馬記念で3着になっていることもそれを証明するデータになると思います。リピート好走も期待できますね。
前走ジャパンカップは、この上ないハイレベルの馬たちに囲まれ、約1年近い休み明けのレースで6着。やはり実力はすごいものがあると思いますので追い切りの状態などにも注目していきたいです。
次の記事では
「最終予想」や「買い目」を書いていきます。
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本記事の著者:UMAJOシンガーセイカ
競馬ファン歴約20年!血統予想を得意としており、「人気ブログランキング」の競馬部門で、女性では初となる第10位を獲得!「ダービースタリオン96」「ダービースタリオンマスターズ」「ダービースタリオン Switch」など競馬ゲームもこよなく愛する。好きな馬は「マヤノトップガン」
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Neontetra(ネオンテトラ)
普段は、ポップスバンド「Neontetra(ネオンテトラ)」のボーカル、作詞、作曲、編曲を担当しています!
2020年12月2日にメジャーデビュー。「令和」の発祥の地・福岡県太宰府市を盛り上げるべく制作したイメージソング「時の旅人 ~令和ゆかりの地・太宰府のうた~」は、オリコンデイリーシングルランキング第23位、オリコン週間シングルランキングで第38位、ビルボードランキングで第37位を獲得しましした。MusicVideoには、同郷・太宰府出身の広瀬香美さんが特別出演いただくなど、「音楽で地域貢献!」を掲げて活動しています。
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