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アメリカで2番目に大きい人造湖!レイクパウエルで朝日観賞

こんにちは~!アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。
今回は、レイクパウエルについて写真をメインにまとめていきます🌟

(2023年7月3日公開)


レイクパウエルに行ってみた

📍lake powell view spot

レイクパウエルは、アメリカ合衆国アリゾナ州とユタ州にまたがるコロラド川をせき止めた人造湖です。

コロラド川とその支流によって形成された多くの峡谷が湖となった結果、
多くの湾(アーム)を持つ複雑な形状になりました。
本来は白い線まで水が溜まっているのですが、水位が下がっています。
レイクパウエルはアメリカで2番目に大きい人造湖。(1位はレイクミード)
世界で13番目に大きい人造湖です。
苦い水と呼ばれるエリア。硬水であまりおいしくないのだそう。
太陽が昇り始め、レイクパウエルの空が輝き始めます
レイクパウエルで一日が始まる瞬間
ブリトルブッシュ(Brittlebush)が太陽の方を向いています
美しい朝焼けが広がるレイクパウエルの風景
この地帯の岩石には鉄分が含まれています。
それが空気や水に接して酸化し、赤くなりました。
日の出や日没時には一層強調されます

レイクパウエルと琵琶湖の比較

レイクパウエルと日本一大きい琵琶湖の大きさ比較してみました。

1. 面積
レイクパウエル → 約658km2
琵琶湖 → 約670km2
ほぼ同じ大きさです。

2. 容量
レイクパウエル → 約30km3
琵琶湖 → 約10km3

レイクパウエルは琵琶湖の約3倍!

3. 湖岸線の長さ
レイクパウエル → 約3,150km
琵琶湖 → 約235.2km
レイクパウエルは琵琶湖のなんと約13倍以上!

面積はほぼ一緒。しかし容量と湖岸線の長さには違いがみられました。
レイクパウエルの湖畔のお散歩は、日本を南北に縦断に匹敵する距離。
世界は広いですね🌎

レイクパウエルの歴史

レイクパウエルの年表です。

  • 1869年
    探検家ジョン・ウェズリー・パウエルがグレンキャニオン地域を含むコロラド川を下る。
    レイクパウエルの名前は、この探検家にちなんでつけられた。

  • 1922年
    コロラド川流域の水利権利について7つの州が合意する「コロラド川協定」が成立。
    この協定に基づき、後のダム建設が行われる。

  • 1950年代
    第二次世界大戦後の経済成長で、南西部では航空宇宙産業、電子機器、防衛関連産業などの新興産業が成長
    また、温暖で乾燥した気候と壮大な自然景観、
    高速道路ネットワークの拡大や住宅開発などのインフラの発展に南西人口が増加。
    増え続ける人口と開発のための水と電力を求める声が高まる。

  • 1956年
    アリゾナ州ページ市の近く、コロラド川上流に位置するグレンキャニオンダムの建設が開始される。

  • 1963年
    グレンキャニオンダムが完成。
    コロラド川の水が貯水され始め、レイクパウエルの形成が始まる。

  • 1964年
    グレンキャニオン国立レクリエーションエリアが設立される。
    レイクパウエルはその中心。

  • 1980年
    レイクパウエルが最高水位に達する。
    その後、天候やダム運用により水位は変動します。

大量の水と電力を供給することが可能となった一方で、
貴重な自然環境とインディアンの遺跡が永遠に水底に消える結果となりました。

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