【アメリカ国際結婚】ウエディングプランナーの役割とは?お願いした方がいいの?費用は?
こんにちは~!アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです😊
結婚式を挙げる際、一度は検討するであろうウェディングプランナー。
アメリカのウェディングプランナーは役割はなんなのでしょうか?
お願いするべきなのでしょうか?
実際のエピソード、雇ってみて気づいたメリットとデメリット等をまとめていきたいと思います。
アメリカ・海外の結婚式に興味のある方、今準備をしている方、
いつかアメリカで結婚式を挙げてみたい方、
ぜひ読んでみてくださいね。
(2023年6月27日公開)
$1≒144円
1、アメリカのウェディングプランナーの役割とは?
日本では結婚式場がウェディングプランナーを提供することが一般的です。
しかし、アメリカではカップルが独自にウェディングプランナーを雇うケースが多いのです。
全員がウェディングプランナーを雇うわけではありません。
The Knot's 2023 Real Weddings Studyによると、ウェディングプランナーを雇ったカップルは34%、
Wedding Wire's 2022 Weddings in America Reportによると27%。
ウェディングプランナーを雇うカップルは約30%という結果でした。
1-1、サービス内容は?
ウェディングプランナーには、
1、フルサービス
2、月単位、日単位のプランナー
3、デスティネーションウェディングを専門とするプランナー
と、さまざまなタイプがあります。
そのため依頼するプロのタイプによってサービス内容も変わります。
私はフルサービスのプランナーを雇い、
以下のようなことをやってもらいました。
🌟実際に提示されたプランナーサービス内容
イベント前のプランニング / Pre-Event Planning
会場、ケータリング、ケーキ、レンタル、フラワー、ミュージシャン、その他必要なベンダーのサポート
assisting with all vendors, including venue, caterer, cake, rentals, florals, musicians, and any other vendors as neededセットアップ、ロジスティックス、追加計画や要件の評価のためのベンダーとの継続的なコミュニケーションと管理
on-going communication and management of vendors to assess set up, logistics, and additional planning and requirementsフロアプランの作成と修正のサポート
assistance with creation and revisions of floor planタイムラインに関する情報提供とサポート
input and assistance with timelineメニューの検討とコンサルティング
menu review and consultation装飾やデザインに関するアドバイスやサポート
decor and design input and assistance必要に応じて、すべての必要なベンダーとのウォークスルー
walk-through with all necessary vendors as neededゲストを感動させるシームレスなイベントをプロデュースする責任を共有できる担当者がいるという安心感と幸福感を提供します。
provide you with a sense of ease and well being that you have a point person to share the responsibility of producing a seamless event that will impress your guests!
イベント当日 / On-Site Event Coordination
ベンダーのセットアップを管理し、装飾や雰囲気がデザインビジョンと一致していることを確認する
managing vendor set up and ensuring that the decor and atmosphere is consistent with the design visionベンダーの現場監督
on site supervision of vendorsタイムラインとイベントの管理
management of timeline and eventトラブルシューティングと不測の事態の管理
trouble shooting and managing any unforeseen situationsイベントが素晴らしいものであり、誰もが素晴らしい時間を過ごしていることを確認すること
making sure the event is fabulous and everyone is having a wonderful time!
結婚式後 / After Event
ベンダーからの最終請求書の確認
reviewing final billing from vendors as requestedレンタル品の引き取り/返却の確認
ensuring rentals are picked up / returned必要に応じて、未解決の問題を解決するお手伝いをします。
help wrap up any loose ends as needed
結婚式の準備から運営、後処理までを一手に引き受けてくる内容でした。
1-2. 費用は?
ウエディングプランナーの費用ですが、平均費用は$1,900(約27万円)です。
しかし、プランナーのサービス内容はさまざまであるため
$500から$10,000(7万円~140万円)までと幅があります。
私の場合は当日がメインのフルサポートで、$1,650(約23万円)でした。
2. ウェディングプランナーとのコミュニケーション
ここからはプランナーさんをどうやって見つけたか、
どんな打ち合わせをしたか等の体験談です。
2-1、式場で顔合わせ
プランナーさんは、会場に紹介してもらいました。
プランナーさんの連絡先を聞き、メールで何度か連絡した後
会場での顔合わせという流れです。
プランナーさんに会場を案内されながら、
「ここではこんなことができるね~」
「この会場だとここがいいね~」
「ケータリング会社は、こことビジネスしたことあるよ」
といろいろお話しました。
お話しをして結婚式への不安が軽減し、信頼できそうな方だったので、
プランナーさんとして改めてお願いすることにしました。
プランナーさんの担当する内容と見積もり、契約書が送られ
それにサイン📒
2-1、自宅で1回目の打ち合わせ「トピックはケータリング」
いよいよ本格的な打ち合わせです。
お家に来ていただき、約90分の打ち合わせ。
メイントピックは、ケータリング。
ケータリングの費用は結婚式の大半を占めます。慎重に選びます。
初めてのミーティングを終え、
プランナーさんは並走者。
リードをする人ではなく、サポートする人なんだな~と思いました。
隣で助言をする人で、自分から「これやります!」という感じではありませんでした。
2-3、デポジットのお支払い
ここで一度デポジットのお支払いです。
2-4、自宅で2回目打ち合わせ「テーマはやっぱりケータリング」
2回目の約60分の打ち合わせ。
今回も主にケータリングの話。
プランナーさんが、ケータリング会社3社に問い合わせプロポーザルを出してくれました。
2-5、自宅で3回目打ち合わせ「詳細を詰める!」
式の2か月目ということもあり重要な打ち合わでした。
事前に送られてきた質問リストに沿って細かなところを決めていきます。
例えば、
「誰がどのような順番でバージンロードを歩くの?」
「挙式用の椅子の最前列イスに名前を書いたり、予約のサインを出したり、あるいは何もしないの?」
「飲み物は具体的にどのような飲み物にするの?」
などです。
記事の最後に質問リストをまとめます。
結婚式を計画する際に考慮すべき具体的な要素を理解できるので、
気になる方はご覧ください。
2-6、追加料金の請求
ここで突然一本のメールがプランナーさんから来ました📨
追加料金の請求でした😲!ショック。
今後は余計なことを聞いたり、頼んだりするのを控えようと思いました。
2-7、リハーサル
1週間前に会場でリハーサル。
ミュージシャン二人も参加していただきました。
入退場のタイミング、歩き方、音響の確認をします。
2-8、飲み物を預ける
結婚式の4日前に自分達が購入した飲み物や小物をプランナーさんのオフィスへ運びます。
会場のセットアップはプランナーさんのお仕事で、
飲み物の搬送も申し出てくれたので、このような流れになりました。
2-9、当日
会場設営、完璧。
挙式と披露宴の際も、
プランナーさんが見事にサポートしてくれました。
緊張する挙式の際や、披露宴の私達の動きを細かくサポートしてくれたので
心強かったです。
式が終わった1週間後にインボイスが送られきました。
お支払いをして、全て終了です。
3. ウェディングプランナーを雇うメリットとデメリット
ウェディングプランナーを雇うメリットとデメリットです。
3-1、メリット
1、専門家のアドバイスが受けられる!
ウエディングプランナーは結婚式のプロ。
業者選びから予算組みまで専門的なアドバイスがもらえます。
式を準備していると、何が必要で何が不必要か分からなくなってきます。
その際に知識と経験のあるプランナーからのアドバイスは説得力があり、
その基で作業していると不安な気持ちが和らぎました。
2、プランナーさんはイベント業界で顔が利く!
ケータリングさんとのやり取りの際、
私だと断られることも、プランナーさんが聞くと答えてくれるということがありました。
例えば会場は50名までだったのですが、プランナーさんが会場に尋ねたところ60名までOKとなりました。
3、心強い!
当日の挙式の際、自分でも驚くぐらい緊張しました。
そんな場面で、プランナーさんが丁寧に誘導してくれたので、
安心して臨めました。
この時、もし誰もサポートしてくる人がいなかったら、私の場合はきつかったです。
3-2、デメリット
1、期待とのギャップが発生する可能性がある
私はプランナーを雇ったら、作業量が減ると思いお願いしました。
しかし、現実はちょっと違いました。
私のプランナーさんはケータリングとレンタル会社とのやり取りはやってくれましたが、
それ以外のベンダーさんとのやり取りはなし。
また、途中追加料金の請求があったこともあり、
あまり余計なお願いがしにくい状況となってしまいました。
結果、自分が期待をしていたほど作業量が減らず、準備中は忙しかったです。
2、費用がかかる
ウェディングプランナーを雇う場合、数百ドルの費用を必要とします。
費用が発生するのは仕方がないのですが、デメリットではあります。
3、リサーチが必要
ベンダーさんの中でも、一番やりとりが多くなるであろうプランナー。
相性のいいプランナーを選びたいですよね。
ただそのためには、リサーチが必要です。
もしいい方が見つからないと、リサーチ、問合せ、顔合わせなどどんどん手間がかかってきます。
まとめ
ウェディングプランナーの役割、体験談、メリットとデメリットをまとめました。
専門的なアドバイスや業界内でのつながり、当日の安心感などのメリットは大きいですが、
期待とのギャップや費用、適切なプランナー選びのためのリサーチが必要です。
この記事がプランナーさんを検討するうえで、少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、以上です。
次の記事でお会いしましょう~!
プランナーさんからの質問リスト
3回目の打ち合わせ前に、プランナーさんからの質問リストです。
挙式中に立ち上がるのは誰ですか(ベストマン、メイドオブオナー)?
挙式の前に、印刷されたプログラムを各ゲストに配布するのか?
飲み物は具体的にどのような飲み物をお出しになりたいですか?
シャンパンは、オードブルの時やイベント中ずっと飲めるのでしょうか、それとも乾杯の時だけ飲めるのでしょうか?
飲料はいつ、どのように会場まで運ぶのでしょうか?
ゲスト数、最終的には10日前くらいまで必要ありませんが、プランニングのために(例えば、ゲストのダイニングテーブルの数など)、できるだけ早くおおよその数がわかるとよいでしょう。
ミュージシャンは式でパラソルが必要ですか。
テーブル番号(または名前)は誰がつけるのか、具体的に教えてください。
スイートハートテーブル に特別なリネンを必要ですか。
ゲストブックはありますか?それとも他のもの(アドバイスカード、サインポートレートなど)にするのでしょうか?
家族の写真は飾りますか?フラワーアレンジメント、その他何かありますか?
席次表はどうするの?ネームプレートはあるの?
結婚記念品はありますか?
どのように配布するの?
各席に置くの?後で配るの?ケーキはいつ、どのように運ばれるの?
ケーキの花飾りについて、お花屋さんに手配したの?家族から提供されるアイテムはあるの?
新郎新婦の乾杯用グラス、ケーキナイフとサーバー、エンゲージメントフォト、ボティブキャンドルなどです。
これらはいつ、どのように会場へ運ぶの?乾杯は誰がどうするの?
ユニークな演出はあるの?
ファーストダンスはあるの?
イベント終了時に残った飲み物などを会場から撤去する際、誰の車に積んでもらうか?
誰かSUVを持っている人はいる?余ったお花は誰が持っていくのでしょうか?
ゲストの何人かにプレゼントするの?
どのように決定し、ゲストに伝えるのか?結婚式のリハーサルは、誰が出席するのか?
ビュッフェの食べ残しはどうするの?
参照
https://www.theknot.com/content/wedding-data-insights/real-weddings-study
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