ICFって何?
お久しぶりです。
リハビリと統計の専門家です。
自己紹介はこちらのページでご参照ください。
さてさっそく本題ですが、ICFについて今日は基本編の話をしてみたいと思います。
リハビリの専門職では当たり前の知識ですが、最近は介護報酬にLIFEというデータベースが導入されたりすることで、ICFのコードを入力しないといけなくなったり、知らない人からすれば大混乱を招くような状況になってきています。
さてICFとは何か?
国際生活機能分類のことになります。
つまり国際的な基準で”生活機能”を分類するための尺度です。
生活機能とは何か?
生活機能とは、身体機能、活動、参加からなる人間の営みということになります。
ICFを用いれば、誰でもこの分類に当てはめて生活機能を整理することができるということです。
例えば介護が必要な方にICFを用いると、身体機能面での課題やその方の特性、活動レベルでの特徴、社会参加のシーンの有無や種類などが浮き彫りになってきます。
今回介護報酬改定でLIFEの中でICFを用いて、客観的に見ようとしているのは例えば要介護状態の高齢者は身体機能、活動、参加のどの部分でどんな課題があり、どのような目標を持って介護サービスを利用しているかを見るためです。
このようなデータは次回以降の介護報酬改定にも積極的に活用されていきます。
是非ともこの改定にはしっかり対応しておきましょう!
次回はICFについて、カテゴリーごとに細かくみてみましょう!
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