祈りと敬いのある暮らし
願いはあるけど祈りがない。祈りはするけど時々、たまに。とてももったいないことだと思います。
願いを祈りへ。祈りと誓いのある暮らし。
自分の暮らす家の中に敬いの場所があること。毎日の暮らしの中に祈りがあること。とても大切です。
9月の御講が終わりました。今月もそれぞれのご自宅へ伺って、御講を奉修させていただきました。
日本の、特に都会の住宅事情ではご宝前を荘厳することは簡単なことではありません。しかし、家族の暮らす家の中に、聖なる場所を設けることがどれだけ大切か。
故郷の、実家には仏壇がある。私の家にはない。そういう人が多いと思うのですが、それでいいとは思いません。
都会でも、若くても、一人暮らしでも、すべての人の家の中に、ご宝前があり、祈りがあればと思います。
自分が暮らす場所に、御本尊をお迎えすることから始まる新しいステージの人生があります。パワースポットを探し歩く必要のない、ごく身近な、ありのままの、あるべき生き方、人の暮らし方。
今月も無事に御講のご奉公を終えることが出来て、心からホッとしています。御講が生命線。助行で鍛え、御講で整える。みんなで大切に勤めさせていただきました。
早いもので今月22日は秋のお彼岸、秋季総回向です。命に感謝して、先に逝かれた愛する方々のためにお参りいただければありがたいです。
ありがとうございます。