ご住職は12歳以下
朝参詣後、9時からINSの会議を開催しました。種まきの結実。インド、ネパール、スリランカの佛立菩薩が完全に連動して動き出そうとしています。僕にとって最幸の会議でした。ありがとうございます。
10時半、白熱のミーティングを途中で切り上げ、全員でコレイア日友御導師の高校時代のクラスメイト、シャーキャさんの治療院へご挨拶に伺いました。
シャーキャさんは日本の大学を卒業し、さらに鍼灸師として日本の国家試験にも合格、ネパール国内の認定も受けて立派な診療院を経営なさっています。流暢な日本語、東洋医学の専門知識、すごいです。
その名のとおり「シャーキャ」は「釈迦族」に由来し、ネパールでも代々仏教を大切に受け継ぐ家系で、幼少の頃に近隣パタンの黄金寺院(Hiranya Varna Mahavihar)で1ヶ月間の修行をしていたそうです。このお寺の住職は「Bapacha(稚児)」と呼ばれる12歳以下の少年が交代で務めています。1ヶ月間、お寺から出られず、喋ることも許されないそうです。
立ち寄ってみると今日も少年ご住職がいました。かわいい子どもです。このような風習の由来は有名な「クマリ」に関係しているでしょう。ここに「クマリ」の部屋もあります。仏教というか、仏教とヒンドゥーが混淆していてカオスな雰囲気です。魔都・カトマンズを象徴する場所の一つでしょう。
その後、タパさんのお店へご挨拶に伺いました。ビカスの叔父さんに当たります。日本の物産を取り扱う実業家で、彼の存在が支援活動の端緒を作ってくださいました。妙深寺に何度もお参りくださっています。それぞれ開堂式にお参りくださいます。ありがたいです。
先ほど後発組がカトマンズ親会場に到着しました。明日からお助行が始まります。明日だけで12軒の予定。全世界から集合してくださった皆さんと共に、仏陀の生まれた国・ネパールでご弘通ご奉公に励ませていただきます。
ありがとうございます。
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