介護施設の違いと特色。特養の場合。
こんにちはさとうせいじです。私は特養、老健、有料老人ホームなど、多種多様な施設に就職しました。それぞれ違った特色があるので、説明していきます。
私は今働いている場所はユニットケアの特養なのですが、従来型にも勤めていたこともあります。その従来型では入浴介助が修羅場でした。
勤めていた当時は約2時間くらい決められた業務をこなします。
洗身介助なら洗身介助を2時間ぶっつづけでこなします。当時は
約20人近くを2人、ないし3人で介助していました。
多いように思えますが、これでも少ないほうです。
芋洗い式のように、入浴を廊下で利用者さんが待っているというのが異様な光景であるというのを知ったのはその後の話です。
入浴中は利用者さんとの会話やコミュニケーションの時間は勿論取れません。介助中の声掛けがメインです。
とにかく早く終わらせることが一番でした。その施設はまだ人は充実して入ってきましたが、その分、人は辞めていき、出たり入ったりの繰り返しでした。ただ理想論的に利用者さんとの会話やコミュニケーションの時間が欲しい、そういうことがしたい!ということでしたらボランティアされたほうが良いでしょう。介護業界では業務のほとんどは雑務であり、仕事内容は身の回りの世話がメインです。
介護経験のある方でしたらわかりますが、委員会というものが定期的に開催されていました。
介護業務の見直しという体もありますが、実際は監査対策でしょう。
ここでは従来型の特養の説明ですが、ざっくりと説明していきましょう。
まず台車でおむつ交換を回り、トイレ誘導や移乗介助を行います。
それが終わると食事介助を行い。
フロアごとに職員が自立して食べられない利用者さんの食事を介助します。
それが終わると休憩ないし、トイレ誘導です。
その後休憩後、入浴介助に入ります。
この休憩の時間に仮眠を取ったり、パソコンの打ち込みを行います。
入浴後、オムツ交換ないしトイレ誘導を行います。
その場所では認知症高齢者が多いため、会話が通じる人は稀でした。
一通りの業務はそんな感じで、慌ただしく業務が終わっていきます。
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?