優しい言葉は弱小会社が生き残るための武器
会社の人たちは優しい言葉使いが上手い。
別の考えを述べるときは「確かにそれってすごく大事ですよね。ただ・・・」と言う前置きが入るし、それは違うと言われるときは「もしかしたら、そうじゃないかもしれないです・・・。」とかなりやんわりと否定される。
すごい優しい人たちなんだな〜と呑気なことを思っていたが、そうではない。
規模の小さい会社というのは人間関係が閉鎖的になる。エネルギーを外へ逃すことができないため、一度関係が傾けばなかなか修復することができない。
よって人間関係をいかに良好に保つかが会社の存在自体に大きく影響するわけだが、小さい会社の場合他部署との関わりが多く、必然的に衝突の回数も増える。
時に強い議論はしなくちゃいけないが、人間関係にダメージは与えたくない。
優しい言葉を使う、というのは人格の良し悪しの問題ではなく、人間が連携した狩りをするために言葉を得たように、弱小企業が生き残るために得た進化の一部なのだ。
だから私もこの生態系で生き残るためには人に優しくなくてはいけない。いや〜なれるかな〜
所要時間16分
頂いたお金でグミを買います。グミを食べると人に優しくなれます。私を優しい人間にしてくれてありがとうございます。