10代が考える政治経済

10代が考える政治経済

最近の記事

日本のインフレ率が低い理由

久しぶりの投稿となります。よろしくお願いします。 ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油高、デルタ株からオミクロン株に変異したために起こった需要回復などにより、世界各地でインフレ率の上昇が際立っています。しかし、世界各国のインフレ率に比べて日本のインフレ率は非常に微小なものであり、机上の論理からはかけ離れているため、疑問に思っている方も多いと思います。 では、日本のインフレ率が低い原因にはどのようなものがあげられるでしょうか。根本的な問題として、現在も続くデフレの始まりは、19

    • 地政学から読み解く経済成長

      『地政学』とは、地理的条件が社会全体(政治、経済、軍事など)にどのような影響を与えているかを考察する学問です。今回は、経済に重点を置き、地理的要因がどのように経済発展度の違いに寄与しているかについて考えようと思います。 衛星写真から見る経済発展 (https://www.123rf.com/photo_131581179_earth-night-view-from-space-map-with-city-lights-satellite-based-observation

      • 電気自動車への転換は、本当に気候変動を止めることができるのか?

        気候変動のスピードが加速していることは、世界中の誰もが認めている事実だと思います。ツバル島の住民が深刻な沈没を受けて、本格的にオーストラリアへの移住するための準備を始めたようです。アメリカのハリケーンやオーストラリアの森林燃焼、アマゾン川周辺の砂漠化など目に見える形で、気候が変化しています。 様々な車企業が、政府の政策の変化に呼応して、電気自動車への転換を始めています。政府の政策の変化は著しく、フランス政府は、2040年以降のガソリン車の販売を廃止する意向を固めました。

        • ロシアとウクライナ 迫りくる危険

          今回は、ロシアウクライナ間で起きている対立関係の解説をしようと思います。この対立関係が始まった動機と世界経済に与える影響についてを説明します。 国家間が対立関係にある理由 まず、ロシアがウクライナとの国境付近に軍を派遣する理由としてNATOの東方への勢力拡大にあります。NATOとはアメリカ、カナダ、イギリスなどを含む欧米諸国連合です。NATOは、近年ルーマニアやウクライナなどの東欧に勢力を拡大しようという試みが進んでいます。 もともと1991年のソ連崩壊までそロシアとウ

          半導体不足とその訳

          ニュースの経済欄を見ると、三日に一回は出てくる言葉『半導体』。 半導体の語源というと、電気を通す『導体』と電気を通すことがない『絶縁体』の両方の性質を持つことから、『半導体』と呼ばれるそうです。 周囲の電場や温度によって性質を変える有能な物体と言えるでしょう。 最近のニュースでは、『米テスラ 半導体不足も販売好調』や『アップル、半導体確保で優位』など、半導体が企業や経済にとって何かしらの影響力を持っていることは確かだと思います。 半導体の需要はとどまることを知りません

          半導体不足とその訳

          自己紹介

          こんにちは 自称10代の中の人です。突然ですが、新聞を読んでいても何を言っているのかよくわからないことはありませんか? そのせいもあってか、最近では見出しですぐ読めるニュースアプリなどもできたのだと思います。 そんな悩みを解決すべくプラットフォームとして、このアカウントを開設しました。まだ自身も勉強中のこともあり、完全な理解とはいきませんが、皆さんと一緒に政治経済の理解を深めることができたらと思います! 題材として取り上げるのは、朝刊に掲載されている情報など様々なもの