「国語の点数、どうして上がらない?」
新学期スタート!国語の点数を”着実に”伸ばす方法
新学期が始まってはや1カ月…
「今年こそ国語を何とかしたい!」 「宿題はやってるのに、なぜか点数が伸びない…」
そんなモヤモヤ、抱えてませんか?
特にこの時期は「このままで大丈夫かな?」と不安になりがち。でも、焦らなくてOK!まずはムダな勉強を減らして、効率よく点を取る方法を知ることが大事です。
国語は“量より戦略”!とりあえず解くだけはNG
国語が苦手な子ほどやりがちなのが、「とりあえず問題を解く」 という勉強法。国語の問題に対する「慣れ」はできそうなやり方です。でも、これって効果が薄いんです。
✅ 何となく読んで、何となく解く → 間違いが減らない
✅ 答え合わせしても、「ふーん」で終わる → 何がダメだったか分からない
✅ 結局、何を直せばいいのか分からない → 伸び悩む
これじゃあ、時間がもったいない!
じゃあ、どうすればいいのでしょうか?
「解く」より「読み解く」!国語はこうやって伸ばす
国語の成績を上げるには、解くこと以上に、どう考えるかを意識することが重要です。正しい方法論を知り、それを何度も反復しながら、「読解の精度」を高めることを意識すべきでしょう。
📌 記述は「型」を使えばOK!
→ たとえば「原因+理由」のセットを意識して書くだけでも、ずいぶん書きやすくなります。その他さまざまな「型」を使って訓練していくと精度は自然と向上していきます。なんとなく書くではなく、「型に沿って書く」ことを意識的にトレーニングする必要があるのです。
📌 選択肢問題は「消去法」が最強!
→ 「この選択肢がダメな理由」を見つけるクセをつけることですね。ただ、単に消去法を使えばいいだけではありません。「選択肢のつくり方・ひっかけのパターン」を学ぶ必要があります。
📌 間違えた問題こそ、じっくり分析!
→ 「どこで読み違えたのか?」を振り返ることで、次の正解率UP。「間違えた問題」=「伸びしろ」です。
国語は、「どう読めばいいか」を分かっているかどうかで、結果が全然変わります。
新学期にやるべき国語勉強のコツ3つ!
新しいスタートに向けて、まずはこの3つをやってみましょう!
1️⃣ 「記述の型」を覚えよう!
➡ 「これさえ書けば点がもらえる」型をインプット!
2️⃣ 「解き直しメモ」を作ろう!
➡ 間違えた問題を「なぜミスしたのか?」とセットで記録。
3️⃣ 「音読&要約」で読解力UP!
➡ 短い文章でもいいから、読んで簡単に要約するクセを。
これを習慣にすれば、国語の勉強が「作業」から「スキルアップの時間」に変わります!
最後に
新学期は、勉強のやり方を見直すチャンス!この時期に正しい国語の勉強法を身につければ、これからの模試や本番で確実に差がつきます。
「今年こそ、国語を得意にしたい!」と思ったら、まずは一つだけでも試してみてください😊
今回の記事が初回の記事ですが、今後このnoteでは、自分の指導法をアウトプットしつつ、国語で悩んでいる方の役に立つことをお伝えしていきたいと思っています。
次は記述かなぁ…読めば、「記述の型が分からない…」という悩みがグッと減るような何かを書きたいと思います!
ではまた!
著者:平川 聖二
中学受験の国語指導歴20年。のべ500人以上の生徒を指導し、私立・公立中高一貫校の入試問題作成・模試採点・教材開発にも携わる。大手塾にて開成や女子学院コースの国語科責任者を歴任し、現在も大手進学塾の志望校別コースの国語科責任者として教壇に立ち、受験生を指導中。「出題者・採点者・指導者」の視点から、「得点につながる国語の方法論」を日々追求している。
またオンライン個別指導塾を経営し、生徒一人ひとりに合わせた指導を実践。さらに、MBA取得を活かした「戦略的学習法」 も研究し、「受験コンサル」として効率的に成績を伸ばすアプローチを発信中。
「国語は『なんとなく勉強』では伸びない。正しい考え方と解き方を知れば、誰でも点が取れる科目!」をモットーに、このnoteでは、すぐに使える国語のコツ をお届けします。