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2022-02-02 宇宙で輝く汚れた火の玉を探せ

2022年2月1日。毎日投稿33日目!

今日の画像もこちらから!Credits: NASA, ESA and M. Kornmesser

今日の論文

Cosmological Fast Optical Transients with the Zwicky Transient Facility: A Search for Dirty Fireballs

今日の論文は昨日と同じこちらの論文になります👆
昨日の記事で未知の突発天体「dirty fireballs」について説明しました。

汚れた火の玉候補たち

今回の研究では、Zwicky Transient Facility (ZTF) と呼ばれる観測システムによる観測結果から 汚れた火の玉候補 たちを探しました。

画像1

図1. ZTFの観測を担うパロマー天文台 
Image credit: Palomar Observatory/Caltech


今回の観測では、7つの LGRB残光に類似した突発天体 が見つかりました。
この 似ている という指標は

・光の赤い成分が強いこと = gband − rband > 0等級
・母銀河が暗いこと = rband > 23等級
・減光スピードが早いこと = 一日あたり一等級以上の減光

です。(こうした定式化が重要ですね!)

しかしながら、今回のこれらのイベントを精査した結果、dirty fireballs の発見には至りませんでした。

今回の天体達は、LGRB でありながら、

・ガンマ線での光度が少し低かった
・ガンマ線バーストの放射軸が少しずれていた

といった理由からガンマ線バーストをうまく検知できなかった天体であるであると考えられます。

残念ながら今回の観測の中からは dirty fireballs は発見できませんでしたが、これまで dirty fireballs に考えられていた

立体角あたりのエネルギーはLGRBと同程度で、可視光の等級が一桁多い

というシナリオは否定することができ、dirty fireballs の解明に一歩近づきました。


今後、さらなる観測が行われ、dirty fireballs は発見されるのか、また、その天体はどんなメカニズムで輝いているのか今後が楽しみな研究でした!


 論文について

タイトル:Cosmological Fast Optical Transients with the Zwicky Transient Facility: A Search for Dirty Fireballs
掲載雑誌:submitted to ApJ
筆頭著者: Anna Y. Q. Ho @University of California Berkeley

最後まで読んでいただきありがとうございました!
今日も一日お疲れさまでした✨


以下は、個人的な毎日の記録です笑

abceed

今日はabceedに登録されている単語帳で学習しました!
課金してるのですべて使い尽くす勢いで学んでいこうと思います笑

(TOEICまで26日!)

mmmEnglish

I watched this video today!
https://youtu.be/KJZHIJVji7s


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