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内藤礼展を観る前に感想を書く。
東京への準備は着々と進んでいるが、体調が優れない。 本当に行けるのだろうか。 さて、内藤礼展の感想を観る前に書いてみる。
存命のアーティストは、作品を展示する空間に強いこだわりを持つ。 エルメス銀座店は午前中の柔らかな光が魅力だが、内藤作品は光と影に深い意味を持たせているため、ギャラリーは午後から開場する(通常は午前から)。 上から二番目の写真はおそらく夕方のものだろう。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/29485
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最近観たアイザック・ジュリアン展も同様に、通常は真っ白なギャラリーの壁が真っ青に染まっていた。
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むかし観たNSハーシャ展(エルメス御堂筋店=現存せず)では、アーティストが壁に直接絵を描いていた。
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2024年9月11日追記。 内藤礼のインタビューを拝読しました。 彼女は、作者であり鑑賞者として、影が作品に命を吹き込むと感じているようです。 もし彼女の体験を追体験したいのであれば、晴れた日の夕方、陽が傾きかけてから沈むまでの時間に、会場を訪れると良いかもしれません。
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/rei-naito-interview-202407
とりあえずここまで。
✳ エルメス御堂筋店=建築(設計レナ・デュマ)自体は現存する。
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