常用レンズ EF16-35mm F4 L IS USM
一眼レフを買って初心者が一番先に買うべきレンズは24-70mmあたりの標準ズームレンズだと紹介するYoutubeの動画をいくつか見た。私も5D MarkIIと同時にEF 24mm-105mmF4 L IS USMを買った。しかしこのレンズを買って以来、3年に数回しか持ち出さない閑古鳥レンズと化している。もしタイムマシンがあって昔に戻れるなら、最初に買うのは確実にこのレンズ。24mm-105mmF4は買わないであろう。かつてEF-17mm-40mm F4をEOS20Dとともに使っていた。APS-Cで使っていた頃は高画質だと思っていたが、フルサイズで使うと周辺がね。。手持ちのレンズを売ることは殆ど無いけど、例外的に売り払ってしまった。iphone12 Pro MAXの超広角は12mm F2.4! 買った当時は16mmという焦点距離が重い一眼レフを使うアイデンティティの1つだったが技術の進歩によりだんだんそれも怪しくなってきた。しかし、見かけのスペックは兎も角、流石に巨人と子供くらい違うセンサーサイズの差は伊達ではない。(と思いたい)
旅行でイタリアに着いた翌朝、一人で散歩に出かけたときに、自転車に乗ったデラックスマツコが自分の前をすうっと通り過ぎた!!これは証拠写真。あ!と思って1秒で撮影体制!シャッターチャンスを逃さない!今となってはこれがほぼ唯一のミラー有り一眼レフの武器なのか?(イタリアではカメラはまだ5D MarkIIでした!)
ヨーロッパの特徴的なテクスチャーの壁も、超広角レンズなら、この画角で観光客でごった返す町並みを避けて撮ることができる
仕事でドイツのミュンヘンにいったときの一コマ。仕事で行ったので、そもそも一眼レフを持っていくのは不謹慎と言われかねない状況だったが、一生に一度?のチャンスなのでレンズ1本だけつけて目立たぬようカバンに隠した。こんなとき海外旅行で一本だけ持っていくのはこれしかない。超広角16mmから広角35mmの画角をカバーしながら強力な手ブレ補正がついているという無敵レンズ。水平に構えれば歪みを感じることもない。
超広角な上にIS付きなので、夜のミュンヘンも手持ち撮影も余裕である。仕事の飲み会が始まる前後の僅かな時間をすべて独り歩きスナップ撮影で過ごした。
これはシンガポールに行ったときに食事したTWGという有名な紅茶ブランドのレストラン。半月型のレストランの全体像を簡単に撮れるのは16mmという画角からではで、周辺の細かいところまで少しも潰れることなく写っている点は昔使っていた17mmとは一つ格上である。
これは有名なマリーナ ベイ サンズ シンガポールの天空のプール。防滴加工がしてある5D MarkIVとこのレンズの組み合わせなので、プールの中にも持ち込める。こういう空間の広がりを表現したいときに16mmは扱いやすい。写真の角に予期せぬものが写り込んでいるのは旅行のスナップとして思わぬ発見があって楽しい。
撮った写真を見返すと、このように直線と放射線で構成された構図の写真がやたらと多いのに気づく。ど素人なりの直感として、こういう構図で撮ると、意味ありげな写真になり素人臭さがなくなる気がする。
これも同じ作戦。香港の二階建で市内電車から。やはり超広角なのに光学手ブレ補正つきだと、ぶれて失敗する写真はほぼゼロという歩留まりの高さ。香港は昔住んでいたことがあり、友人7人と行ったのだが、16mmレンズでは狭いテーブル席でも余裕で集合写真が撮れるというメリットもある。
しつこいようだけど、これも放射構図ですね。京都です。色んなものが写り込む超広角なので、絵にならない観光客が写り込むのを避けるのが一番苦労するところ。
最後はふるさとの実家の庭から撮った一枚。やっぱりふるさとの雲が一番
手ブレにめっぽう強く、軽くて高画質、速射性に優れた旅行スナップにはもってこいの至高のレンズ。いずれRF15-35 F4レンズあたりが登場して昔レンズとして表舞台から消える運命なのは必定だと思うけど、2021年5月時点の価格でも中古価格は8万円台!買い替えで中古が出回ったときは最強のコストパフォーマンスレンズとして買いのレンズだと太鼓判を押しておこう!
初めて親父に買ってもらったカメラがOYMPUS OM2+ズイコー55mm F1.2。友達が50mm F1.4を持っていて、数字が大きいほうが高画質だと勘違いして羨ましさを覚えたのが懐かしい。 その後、MINOLTAα707si α807si α7, CONTAX RXと買うカメラすべてがシステムのディスコン。もうそんな想いはしたくない!との切実な気持ちから、寄れば大樹のキヤノン。Powershot G2, EOS 20D, EOS 5D MarkII, EOS 5D markIVと忠誠を誓ってきた。しかし世の中諸行無常。とうとうRシステムの足音が聞こえて終焉が近づいてきている。スマホカメラの目覚ましい進歩で大きく思いカメラを持ち出す意欲も失いがち。EFレンズと一眼レフで撮った写真を残しておきたい。そんな気持ちで手持ちのEFレンズの作例を紹介していきたい。超広角(ズーム)の次に手に入れるべきは、一眼レフの数少ないアイデンデティであるボケが撮れるレンズ。次はボケてない写真を撮ることがむしろ難しいEF135mm F2.0Lでも行きますかね~
EF85mm F1.4 L IS USM,EF35mm F1.4L II USM,EF100mm L Macro IS USM, EF 17-40mm F4 L,EF24-105mm F4 L IS USM,EF70-200 F4 L IS USMについてもいずれ^_^