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ココナラで悪質出品者を通報するやり方
ココナラを利用していると、時に規約違反をしている出品者や不適切なサービスに遭遇することがあります。そのような場合、プラットフォームの健全性を守るために通報という手段があります。ここでは、ココナラで悪質な出品者を通報する方法を初心者の方にもわかりやすくご説明します。
悪質な出品者とは
まず、どのような行為が「悪質」と判断されるのかを理解しておきましょう。ココナラでは主に以下のような行為が規約違反とされています。
他のユーザーのサービス内容を無断でコピーしている出品者、著作権を侵害しているサービス、不適切な内容(わいせつ物や違法行為の助長など)を含むサービスを提供している出品者、ココナラの利用規約に明らかに違反している行為などが該当します。
通報前の準備
通報を行う前に、いくつかの準備をしておくと効果的です。まず、違反行為の証拠を集めましょう。具体的には、問題のあるサービスページのスクリーンショットを撮っておくことをおすすめします。パソコンであればPrintScreenキーやSnippingTool(Windowsの場合)、Macであれば「command + shift + 4」などのショートカットが便利です。
また、なぜそのサービスが規約違反だと思うのか、その理由を簡潔にまとめておくことも大切です。「このサービスは〇〇という点で規約違反だと思います」というように、明確な理由を説明できるようにしておきましょう。
通報の具体的な手順
それでは実際の通報方法を順番に説明していきます。
まず、ココナラの公式サイトにアクセスします。画面下部にある「ヘルプ・お問い合わせ」というリンクをクリックしましょう。これはページの一番下(フッター部分)にあります。
「ヘルプ・お問い合わせ」ページに移動したら、「お問い合わせ」のセクションを探します。このページには様々な質問やトピックが並んでいますが、下の方にスクロールすると「お問い合わせ」という項目があります。
「お問い合わせ」をクリックすると、問い合わせフォームが表示されます。このフォームには、いくつかの選択肢があります。この中から「違反報告/禁止行為」という項目を選択します。これが通報のための正しい選択肢です。
次に、フォームの各項目を埋めていきます。通報者である自分の情報(メールアドレスなど)を入力し、「お問い合わせ内容」の欄に通報したい内容を詳しく記入します。
お問い合わせ内容を記入する際のポイントは、具体的かつ客観的に事実を述べることです。例えば「〇〇というユーザーの△△というサービスが、××という点で規約違反をしていると思われます」というように、誰の、どのサービスが、どのように違反しているのかを明確に書きましょう。
また、該当するサービスのURLを必ず記載しましょう。URLはブラウザのアドレスバーからコピーすることができます。これにより、運営側が素早く問題のサービスを特定できます。
さらに、もし他のユーザーのサービスを盗用しているケースであれば、オリジナルのサービスのURLも添えるとより効果的です。「このサービスは、こちらのサービス(URL)の内容をそのままコピーしています」というように示すことで、運営側の調査がスムーズになります。
準備しておいた証拠(スクリーンショットなど)があれば、それも添付します。多くの場合、フォームには添付ファイルをアップロードする機能があります。
全ての必要事項を記入したら、送信ボタンをクリックして通報を完了させます。送信後は、通常、自動返信メールが届き、通報が受け付けられたことが確認できます。
通報後の流れ
通報を送信した後、ココナラの運営チームが内容を確認し、調査を行います。この調査には時間がかかることがあります。特に利用者の多いプラットフォームであるココナラでは、多くの通報が寄せられているため、返信が遅れることもあります。
運営側が違反を確認した場合、該当するサービスの削除や、出品者へのペナルティなどの措置が取られます。ただし、調査の結果によっては、違反と認められない場合もあります。
なお、通報した内容や結果について、プライバシー保護の観点から、詳細な調査結果が通報者に共有されないことが一般的です。「対応しました」といった簡潔な返信になることが多いので、その点はご了承ください。
通報する際の心構え
通報はプラットフォームを健全に保つための大切な仕組みですが、いくつか心に留めておくべきポイントがあります。
まず、通報は事実に基づいて行うことが重要です。個人的な感情や競争意識から行うのではなく、本当に規約違反があると思われる場合にのみ行いましょう。
また、一度通報したら、しばらく運営側の対応を待つことが大切です。同じ内容で何度も通報すると、かえって処理が遅れる原因になることがあります。
通報は匿名で行われますが、通報内容が事実と異なる場合や、悪意を持った虚偽の通報を繰り返すと、アカウントに影響が出る可能性もあります。誠実に行動することが大切です。
より効果的な通報のために
より効果的な通報を行うためのポイントをいくつか紹介します。
まず、通報する前に、ココナラの利用規約や禁止事項をよく読んでおくことをおすすめします。何が違反にあたるのかを正確に理解しておくことで、的確な通報ができます。
次に、通報内容は感情的にならず、客観的な事実を中心に記述することが重要です。「この出品者は酷い」といった主観的な表現よりも、「このサービスは規約〇条に違反している」といった具体的な説明の方が効果的です。
また、一つの通報フォームにはなるべく一つの違反内容について報告するようにしましょう。複数の違反を一度に報告すると、調査がかえって複雑になることがあります。
通報以外の対応方法
通報以外にも、問題のある出品者に対処する方法があります。例えば、軽微な問題の場合は、まず出品者に直接メッセージを送り、問題点を指摘することも一つの方法です。ただし、この方法は相手によっては逆効果になることもあるため、状況に応じて判断しましょう。
また、自分自身を守るためには、取引前に出品者のレビューや評価をよく確認することが大切です。低評価が多い出品者や、アカウント作成日が極端に新しい出品者には注意が必要かもしれません。
さらに、実際に被害に遭ってしまった場合は、通報だけでなく、ココナラのカスタマーサポートに相談することも検討しましょう。場合によっては、消費者センターや警察に相談することも選択肢の一つです。
ただしココナラは運営も悪質
ただし、ココナラは運絵企業も悪質なので、通報しても対応してもらえない場合も多いかと思います。
生成AIやココナラ以外のスキルシェアサイトへの乗り換えも検討することが大切です。