西願広望
つぶやきをまとめました
聖書では「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネによる福音書第15章)と、自己犠牲の大切さを唱えている。 そもそも古代ギリシア以来、西洋では、自分が所属するポリスのために自分の命を犠牲にすることは、民主政の観点からも重視されてきた。 また昭和の日本では、『ジャングル大帝』、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』、『風の谷のナウシカ』などが、自己犠牲でフィナーレを飾った。 自己犠牲の理念を否定した現代日本しかし21世紀の日本社会は自己犠牲の理念
テレビで兵庫県知事選挙に関して、SNSの誹謗中傷が激しいせいで、県議会議員竹内英明は議員辞職を強いられたと報じていた。 しかしテレビの斎藤元彦バッシングもかなりひどかった。ただ斎藤は挫けることなく再選挙で勝利した。 オールドメディアはプロとしての謙虚さを大事にして誇りを取り戻せ。
・以前からジャケットをひとりで着るのは難しくなっていたが、今年は本格的に、肩から二の腕にかけて、痛くて、あがらなくなった。Tシャツを着るのも、しんどい。夜、痛くて寝返りをうてないこともある。そこで風呂に入る。温めると、なんとかなる。 ・目がまた悪くなった。本だけ、あるいはPCだけ、見ているぶんには問題はないが、本を読みながらPCでノートをすると、字がかすむ、ぶれる。 ・奥歯が一本、割れた。 ・散歩をしていると、若い女性に追い抜かれることが多くなった。僕のほうが脚は長いは
政治の新しい風 石丸伸二、玉木雄一郎、斎藤元彦の躍進を、旧大手メディアはSNSのせいにする。 たしかにお三方、似ている。 彼らの、打たれ強いメンタルは、それだけで信念の強さを印象づける。 しかしSNSで自らの信念を拡散すれば、それだけで有権者の投票行動がかわるのか。 大事なのは何を拡散するかではないのか。 例えば石丸伸二は最終的に東京都知事に落選した。 理由は簡単だ。具体的な公約を争点として打ち出せなかったからだ。 これに比し、斎藤元彦は旧大手メディアが流した疑惑を丁寧
11/15発表の時事通信社の世論調査によれば、大都市における国民民主党の支持率は、立憲民主党をうわまわった。 国民民主党は具体的で小さな政策から議論を始めた。 しかしそれが官僚・政治・メディアの罪、さらにその背後にある生存権蔑視の違憲思想を暴露した。 ミクロからマクロへ。
不可解な犯罪 僕は強姦に絶対反対だ。 窃盗も殺人も、情状酌量の余地があるケースは、あるかもしれないと思う。 例えばお腹が減ってパンを盗んだとか、自分を騙して裏切った愛人を殺したとか、「思慮が浅いとはいえ、わからないではない」とも思う。 しかし強姦には断固反対だ。 いかなるケースも許せない。 そもそも弱い者いじめは悪いことだ。 嫌だと言っているひとに、自分の欲望を強制するのは良くないことだ。 性行為は当事者が合意したうえでおこなう楽しみである。合意があればこその快楽であって
国民民主党の党首は人間だ。だからあやまちをおかす。よろめくこともあるだろう。 財務省は制度だ。人間ではない。だから血も涙もない。国民から「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を奪っている。 あなたはどちらを信じる? 取り戻すのはカネだけではない。主権だ。憲法だ。誇りだ。
財務省の、国民民主党に対する次の一手は、東京地検特捜部を動かすことだろう。 予言しておく。 予言することで、その不幸が避けられるために。 マスゴミは読者を馬鹿にしすぎだ。 例えば11/4『週刊女性プライム』の見出し。 「茶碗もまともに持てないのか。石破首相の食事マナーに物議」。
昨日は、昔の教え子であるアラサー美女二人と、赤ちゃんひとりと、一緒にランチをした。 新宿の「楽」というお店のお座敷で、お豆腐料理のフルコース。 お豆腐でおなかいっぱいになる。 およそ10年ぶりの再会。 彼女らによると、西願は、昔はもっと痩身で筋肉があったと。 別言すれば、今は太って脂肪が目立つと。 実際、現役世代から外れれば外れるほど、贅肉がつき、無責任になり、穏やかになる。 かつては「撃てるものなら、どこからでも撃ってみろ」と目立つシャツを着ていたが、 最近では、まるで
若い友人の多くが、ハルマゲドンが近いうちに訪れるだろうと言っている。 ド・ヴィルパンの解説 かつてフランスの外相と首相を務めたドミニク・ド・ヴィルパン。 彼がトランプの勝利について11月7日のニュース番組で解説していた。面白いと思った話をメモしておく。 ド・ヴィルパンによれば、トランプはアメリカのポピュリズムを体現している。 彼は強い恨みの感情で動いている。 彼の激しい憎悪の対象のひとつが、グローバル化である。 グローバル化のせいで、アメリカは堕落したと、彼は考えている。
中途半端に時間が空いたので、南インド家庭料理のお店で、お昼ご飯を食べました。 昨年できたばかりの小さなお店です。 商店街から住宅街に入るところ、ちょっと隠れた、目立たない場所にあります。 上品なマダムがおひとりでなさっておいでで、基本、ランチ。 夜のめんどうくさい客を想えば、「基本、ランチ」は正解。 店内には、年季の入ったテーブルが、「わざと」雑然と置かれています。 椅子はどれもこれもバラバラ。 ところどころ塗装が剥げた、背の高い外套かけ。 でも埃も塵もありません。綺麗な
本書は、佐藤文香(敬称略)による2022年出版の社会学の研究書である。 先行研究をきちんと踏まえた、まじめな勉強家が書いたものである。 根幹 本書の根幹にあるのは、次の二つ。 ①女性兵士の現実というよりも、むしろ女性兵士の表象(イメージ)に軸足を置いている。 ②佐藤は自らを「平和で公正な世界を希求してきたフェミニスト」だと位置づけている。 従って上の二つに共感できない読者は、本書に共感できない。 例えば、俺は戦争が嫌いだけれども、それじゃあ平和が好きかと訊かれれば、戸惑う
誰かが「自分が好きなものを語ると、おもしろい自己紹介になる」と言っていた。 そこで僕の「嫌いなもの」を語ってみようと思う。 軍隊 先日、自動車免許の更新に行って、とても疲れた。あまりにも疲れたので、マッサージ店に行った。マッサージ屋さん曰く「西願さんは、指示されるのに慣れていらっしゃらないのでは?」と。 確かに。僕は指示されるのに慣れていない。命令に服従するのが苦手だ。 自動車免許の更新に行くと、さまざまな指示(矢印・立つ場所・待つ順番など)がある。ぜんぶに黙従したので、疲
今朝、いつものように起きて、いつものように朝湯に入って、いつものように納豆と生卵とうどんを頂いて(納豆は健康に良いらしい)、週の初めだからと水菜と油揚げの出汁炊きをたくさん作り置きして、ゴミを出して、いつものように書斎に入った。 いつものようにメールを調べたあと、勉強をした。 街は静かであった。 11時過ぎ、急にめまいと吐き気がした。 こんなこと、ここ10年無かった。 もちろんアルコールは摂取していない。(僕が朝からアルコールを飲むのは、お正月だけである。こう見えて、ストイ
相対主義というものに、どこまでひとは耐えられるのであろうか。 多様性の尊重は正義か リベラルさんは、多様性の尊重は正しいとおっしゃる。 諸国のいろいろな伝統、文化、習俗を尊重することが大事だとおっしゃる。 しかし僕は反対だ。 例えば僕は日本の男尊女卑の伝統的文化を尊重したくない。 僕は、夫婦は同姓でなければならないという意見を否定する。 僕は、もしも夫婦が別姓になったら、家族制度は崩壊し、日本の社会は崩壊し、天皇制は崩壊すると唱える神道の人間の意見に反対だ。ベトナムが共
先天的原理(男女、肌の色など)に基づく差別と、後天的原理(学歴、思想信条など)に基づく差別とでは、実際には親ガチャなどもあるが、それでも異なる。 両者の違いを理解しない差別反対運動は、いずれ挫折する。 写真は、エビの頭10個で出汁をとったカレーうどん。