ピンホールマーケティングをもとにジブンの振り返りをしてみた
ピンフォールマーケティング、針の穴を通すような限られたニッチな市場を狙う戦略。小さい規模ながらも、確実に顧客が抱えているペイン(問題)を捉え、明確な解決策を提示する。小さくとも点と点が集まれば、ある程度の規模が見込め、その戦略の土台は、誰もがやらない事を徹底的に属人的なリソース活かして攻めていく手法。
この手法を知れば知るほど、まさに今まで木下さんがずっとやられてきたやり方そのもの。
属人的なネットワークをフル活用し、先回りして顧客へアプローチ。こうした見込み顧客を絞り込んだアプローチでは、鍵穴にあった鍵が上手くハマるように、問題に対する解決策への満足度も高くなる。そして、単なる一見さんではなく、高い満足度からロイヤリティーも高まり、単なるファンがコアファンへと転用するように、ファンマーケティングが上手く働き、顧客が育ってくれるようになる。このエコシステムで継続的に周り出す事ができれば、間違い無く勝率は高まるだろうなと感じた。
◯オガールアリーナ
岩手県紫波町のオガールでの岡崎さんが仕掛けたバレーボール専用の体育館兼宿泊所のプロジェクトは、聞いていて本当に上記に当てはまるストーリー。
特に”バレーボール専用体育館”というフレーズは、マーケティングを行う上で強力なキラーワード(売り文句)。少なくとも、今まで生きてきた私の人生の中で、そんな言葉は聞いた事がない。他の皆さんも、バレーボール専用体育館なんて聞かれた事はあまり無いと思います。
こうした主流から外れたところを敢えて狙ったからこそ、バレーボールという市場の枠組みの中では、オガールアリーナ=バレーボール専用体育館という言葉は、関係者にとってはめちゃくちゃ刺さったんだと思います。至極真っ当な話しですよね。
それも単なる体育館では無く、バレーボール専用という事をきちんと裏付けるためにバレーボール競技に合わせた床のスペック(弾力性や摩擦の起きにくさ等)をプロ並み仕様にしているのも、納得できる要素ですよね。
オガールアリーナはマーケティング上、バレーボール専用という風に謳っているだけであり、もちろん他の競技にも使用する事ができ、集客率を上げ、そして宿泊所は競技者のみならず、平日は出張者のビジネスホテルとして運営し、通年を通して稼働。また飲食系のテナントも加えることで循環型のビジネスを上手い具合に回している好事例であり、コスト積み上げでなく、売上を起点に考えることの大切さがよく分かります!
漫画ですが、オガールプロジェクトの内容を紹介してくれてるものがあり、大変分かりやすく、ピンホールマーケティングについても説明してくれており、以下お勧めです!
(スズキのホームページに掲載されてました)
では、上記を踏まえて、ピンホールマーケティングに繋げるために、自分の中で際立ってるところを考えて見たいと思います。
あくまでイメージですが、例えばどこかの街を歩いてる時に、ランダムに100人を選び、その中からジブンが1番になれるものがあれば、何となくジブンの中で尖ってるものと言えるのかなーと思っています。
と思ったら、ジブンで書いておいてなんですが、結構ハードルが高いw
◯ バスケットボール
まずひとつ言えるのは、バスケットボールであれば、スキルだけでなく、経験•知識の面でも、100人居ても勝てるだろうなと思います。
なんだかんだ、小学校5年の頃からもう30年以上近くやってるので、コツコツとそれなりに積み重なってきました。小学生から高校生ぐらいまでなら、それぞれの年代、その個人に合わせて、トレーニング方法や戦術を考え、教えられるかなと。
プレーをちょっと見れば、何に困ってるのかも分かると思います。
人生、不思議なもので、もうバスケはしないかなーと思った頃に、なぜか周囲からバスケと関わらせてくれるきっかけを作ってくれるんですよね。
大変ありがたい限りです。
•高校バスケでもうやり切ったと思い、大学はスキーサークルにでも入ろうと思ったら、高校からの友達に誘われてやっぱりバスケサークルへ。
•社会人となって、もうバスケはできないかなーと思ったら、入社した年に会社でバスケサークルが誕生したので、もちろん参加。
•子供ができたあとは流石にしばらくはやれておらず、そのままフェイドアウトかと思いきや、コロナ禍を経て、高校バスケ部からのお誘いでまたバスケをやることに。
•加えて、バスケットボールクラブなるものが、良い感じに家の周りににできてしまい、娘と息子が加入。
•そして、娘が中学生となり、美術部に入るのかなーと思ったら、逆転してバスケ部へ入部。(そこから練習試合や公式戦の応援三昧!)
正直、娘さんが、バスケ部に入ってくれたおかげで、バスケットボールに関わるプレーや練習に関してジブンに色々と聞いてきてくれるのが、嬉しくて堪らないんですよね〜。
練習試合で遠征に行く時に、たまにスコアボード(作戦盤)を持ち帰ってくることがあり、そのボードを勝手に使って、娘の先輩達のフォーメーションや対戦するチームが使っている戦術なんかを解説してしまったりしていますw
バスケの話になると、ついつい熱語りモードに陥ってしまうのが難点 笑
でも、これって最高に幸せな事だと思います。なぜなら、子供の頃から今に至るまで、バスケットボールをしてる時やバスケに関わっている時が、ジブンにとっては、1番好きな事だとはっきり言えるからです。たまたまの巡り合わせなのか、人生の悪戯なのか、バスケとは切っても切り離せない縁になってしまっているようです。
しかしながら、喜んでこの人生を受け入れたいと思います!
◯コミュニケーション力
次に言えるのは、コミュニケーション力(日本語•英語含め)。これもなんだかんだで、これまでプライベートや仕事を含め、色んな人と話し、話しを聞いてきました。
仕事では社内外において、納期、台数、価格交渉からプロジェクト推進、契約締結等、一般的に考えられるものから、恐らく他の方があまり経験していないであろう事業撤退における海外販売代理店との各種交渉、海外子会社社員との退職交渉、等もやってきましたね。
私は英語は決して上手くはないです、でも場数だけは踏んだきたので、仕事で使える英語でのコミュニケーション力は身につけられたと思います。
今まで仕事•プライベート含めて、どの国の人と話した事があるのか、振り返ってみたところ、結果53ヶ国でした。多いのか少ないのか、判断基準がありませんが、大半は仕事を通して話す機会を得られたものであり、プライベートでこれらの国の人と話すのは容易ではない事は言えます。
アフリカのリベリアに向けに商売した事がある方も中々いないのではと思いますw
【話した事がある国】
オセアニア:
ニュージーランド、オーストラリア
北米:
アメリカ、カナダ、
中南米:
メキシコ、プエルトリコ、ブラジル、キューバ、チリ、ペルー、アルゼンチン
アジア:
韓国、中国、台湾、香港、フィリピン、ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマー、シンガポール、マレーシア、インドネシア、スリランカ、インド、モルディブ
ヨーロッパ•CIS:
イギリス、アイルランド、スコットランド、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、スイス、フランス、スウェーデン、ウクライナ、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン
中東:
イラン、トルコ、UAE、サウジアラビア、オマーン
アフリカ:
エジプト、スーダン、リベリア、モロッコ、ナイジェリア、南ア、ケニア、エチオピア
◯マーケティング力
あとはマーケティング力でしょうか。転職するとしたら、この部分でもジブンをアピールする事になると思います。
今働いてる自動車メーカーでは、他の自動車メーカーから同じく転職されてきた方が多く、競合各社がどのような売り方•マーケティングをしているのか教えてもらいながら、ジブンで実践する事で体系的に身につけられたと思います。これも、同じ自動車メーカーに働き続けていては、成し得なかった経験だと思っています。
その他、ジブンの中で尖ってそうな所と言えば、
•アメリカ、オセアニア、東南アジアの国々の文化への理解。
•販売責任者としての海外駐在経験
•海外留学経験
•仮設思考力
•資料作成能力(PPT、エクセル)、
趣味レベルに落とし込むと、
•自然、歴史が好き
•運動全般が好き。
•健康に関わる事ならなんでも好き
•サウナ好き
と言う感じです。
上記を掛け合わせ、小さくても市場から求められるものに合致した時に、ピンホールマーケティングにつながるものと思っています。
この辺り何が見えるのか、正直まだジブンでは掴めていないので、引き続き試行錯誤して考えていきたいと思います!
ではでは今日も1日頑張って行きましょう〜!
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