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クロスオーバー戦略を考えてみるの巻


ランチェスター戦略➡︎ピンホールマーケティング後の次のテーマは、ジブン自身の知識•経験を掛け合わせたお話しになるのかなと、少し思っていました。

今回のお題であるクロスオーバー戦略について、木下さんからの具体的な説明と共に、参考図書についても、推薦していただけたなら、読んでみるという選択肢以外は無く、とりあえず読んでみました。


◯「必ず食える1%の人になる方法」by藤原和博さん 


推薦図書

まず、上記推薦著書を読んでいて、超絶気になったのは、藤原さんのキャッチーな自己紹介の方法です↓

「リクルートのさだまさしです」
「教育界のさだまさしです」

我々の年代であれば誰しもが知っていて、相手が容易にイメージしやすい事柄を使うこの方法は、かなり秀逸だなと、思いました。

そう言えば、以前木下さんも「地方創生のウパとして」言うクダリを仰られており、ナウシカ好きのジブンにとっては、ドンピシャリ!
各地域をまさに腐海を渡り歩いているかのように木下さんを想像する事ができ、思わず”そうそう”と思ってしまいましたね。

で、実際に藤原さんの画像を拝見させて頂いたら、確かにさだまさしさんにそっくりw

これは、相手の懐に入る技術としては、ユーモアもあり、もってこいのネタですよね。ちょっとジブンでも考えてみよーかなと思いました....。

上記はプレゼン技術の中で、藤原さんがあげられており、普段から聞き手の立場に立ち、相手の理解度も含めてプロファイリングされているからこそ、成し得ている技なんだろうなと思いました。

◯私の希少性とは?



で、本題のクロスオーバー戦略。これはジブンの秀でている能力を2つ掛け合わせれば、勝負できると言うお話し。

独自の希少性があるとされる能力は、100人の中で1番になれそうなものという感じ。
小さな雑居ビルに居る人達の中で1番に慣れそうなもの、と記載されており、イメージしやすいですね。

これが2つ合わされば、1万人の中で1番になれる可能性があると言う事(=村で1番ぐらいのイメージ)。

確かにこの考えであれば、1万人の中で1番を築けそうな気はしてきますよね。

と言う事で、独自のポジションを作り出し、ブルーオーシャンを見つけるには、まずはジブンを深掘りし、何かしら謳える要素が何なのかを見つけ出す必要があります。

現職において、また転職すると考えた場合、ジブンをアピールできるとすれば、それは販売•マーケティング分野になります。


① 新車投入のマーケティング戦略の立案経験



環境分析➡︎競争戦略➡︎STP分析➡︎4P分析をベースに、新車販売において、「誰に」「何を」「どうやって」、という部分の戦略をとことん突き詰めて考えて実施した経験がある事です。

この戦略策定においては、ジブンも含め、他自動車メーカーから転職で入った販売•マーケティングに携わって居た方達と一緒に作りあげた事が、今のジブンの財産になっています。

普通に考えれば、競合他社の参考事例や手法なんて本来捉えられないところ、一度に数社の事例をまとめて吸収できた事は、本当に運が良かったと思っています。

結局のところ、一番初めの「誰に」を取り間違えてしまうと、どんなに良いマーケティング施策を計画して実行したとしても、失敗する確率は高まってしまいます。なぜならば、商品や施策が適切な人に刺さらないからです。

そして、そこからの挽回は、正直かなり難しい。「誰に」を軸にした商品内容、価格設定、プロモーション、販売チャネルを組んでいるはずですので、4P全てが崩れてしまうからです。

だからこそ、提供するサービス•製品は、一体誰に向けたものなのか、この始めの部分をしっかり定める事が重要。

やっぱり、どんな分野•商品においても、STP+4Pがマーケティング施策の中軸となる事は間違いないと思います。だからこそ、ターゲットカスタマーの選定は、時間がかかるものです。

そして、STP+4Pを軸に、認知→興味→検索→来店→購買と言った所謂カスタマージャーニーの中で、どのファネルにどんな広告宣伝や販売施策を打てば潜在顧客に刺さるのか、またそれをしっかりリードマネジメントできているのか。

さらには、販売後でもしっかり既存顧客を守りきれているのか(アフターサービス、メンテナンス等において)、必ずしも商品だけでなく、サービス含めたトータルでお客様が価値を感じて下さっているのか、これらの点で満足度が高ければ、次回購入へのリテンションにつながっていくわけです。

こう言った販売に関するエコシステムを考え、実行していくのが、マーケティングの醍醐味だと思っています。

② 様々な商談(雑談)経験




販売子会社、海外販売代理店、ディーラー、OEM先、政府関係者、現地ローカルスタッフ、と思い返してみても、結構色んな人達と話しをしました。

それぞれの人達が、その立場から、何を考え、何を言ってくるのか(=要はこちら側への要求)、を事前に考え、よくシミュレーションもしてましたね。

書いていて思い出したのは、仕事以外の事で大変だった事として、シンガポール駐在時代に、娘が通っていた幼稚園(インター)のお友達の誕生日会に参加した時の会話でした。

見ず知らずのバックグランドも全く分からない欧米人のお父さん達の間に、日本人が一人紛れ、立ち話しをして、数時間何とか過ごさないといけないと状況は、今振り返っても結構しんどかったですね〜w

シャツの第2ボタンぐらいまで開けている、見た目、ロバート•デニーロみたいな外見のお父さんが、

「Hey, 君は次のバケーションはどこに遊びに行くんだい??」と話しかけられ、会話してるイメージです...。(実際にそんな会話でした)

こっちは、パーティ慣れなんてしていないので、はじめはかなり大変でしたが、人間、慣れとは恐ろしいもので、駐在の最後の方には、もう慣れてしまいました。

生き抜いた術として、外国人の中でも、日本の事にちょっとでも興味がありそうなお父さんを会話の中から見極めて探し出し、そのお父さん達と延々と話しをしてました。共通の話題が1mmでも見つかれば、そこから会話の糸筋を見つけられるので、そのやり方を徹底してやりまくってましたね。

というわけで、たぶん分かる人には分かると思うのですが、英語で話す時は、仕事よりもプライベートで話す時の方が、遥かにハードルが上がります。

仕事では、仕事における共通の話題や内容を話せば良いのですが、プライベートではそうはいきません。相手の理解度や興味等を探りながら、話題を考えて話さないといけないので、かなり脳内メモリーを使うため、本当に疲れます。が、何事も経験。そう言った修羅場を潜り抜けて、今のジブンがあると思っています。

恐らく、転職するとすれば、上記の販売•マーケティング分野(折衝経験含め)に関わる事をアピールすると思いますが、それ以外だと、今の仕事や転職には全く通じませんが、やっぱりバスケットボールになるんだと思います。

このバスケについての内容については、前回のnoteでも触れていますが、ではこれをどうやって、ジブンの中で掛け合わせ、且つ市場のニーズとマッチングさせる事ができるのか、今の時点では何とも見出せていないので、これからも模索していきたいと思います!


ではでは、今日も1日頑張っていきましょう〜!

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