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ホーカー無しでは語れない生活(シンガポール#2)

シンガポールねたの続きということで、何にしようかと考えていました。人とは違うレアな事と言えば、駐在期間の2年ちょっとの間、平日のランチはホーカー(シンガポール版屋台みたいなもの)でしか食べなかったという事かなと。

シンガポールの人口は約540万人ぐらい、その内日本人の数は大体3.5万人ぐらいであり、大多数は日本から駐在で来星して住んでいる方だと思います。

日系企業がシンガポールに駐在者を派遣している場合、その多くは、金融やIT、また商社系の会社が多いと思います。地政学的に、東南アジア(含むインド)を管轄するハブとして、シンガポールに拠点を構える事は、至って合理的だからです。

上記の会社の多くは、たぶん肌感覚で7割ぐらいは、シンガポールでも”City”=都会のエリアに会社を置いていると思います。Shenton WayとかRaffles Placeとか、東側のベイエリアに近い場所で、いわゆる”シンガポールで働いてまっせ”と自慢できる素敵なエリアです。

上記都会のエリアにも、大なり小なりホーカーは沢山あります。加えて、都会なので日本食のレストランも沢山あるわけであり、平日のランチにおいては、彼ら•彼女らには、昼のランチでホーカー以外も選べる選択肢があるわけです。

一方、私の方は、そんな素敵なエリアとは、正反対の場所で働いていました。Bukit Batokという、シンガポールの真ん中よりもちょっと西側にある所。普通の観光で来られる日本人の方からすると、聞いた事もない場所だと思います。

ですので、それらのエリアに日本人が駐在しているケース自体がレアになります。事実、平日に日本人に会ったことはほとんどありませんでした。

そんな場所に、当然日本食レストラン等が存在するわけも無く、加えて、その当時、勤めていた会社の従業員の中で日本人は私一人。あとはローカルスタッフに囲まれた職場でした。こういった状況でしたので、昼はホーカーのみしか選択肢がなく、シンガポリアンと共に、ホーカーでランチを食べまくったわけです。

以下、ざっくりまとめた勝手な推定です。

シンガポール総人口:540万人 > 日本人:3.5万人 > 都会エリアに住む日本人:2.5万人 > それ以外:0.8万人 >駐在者の数: 0.3万人(平均3人家族として) > 日本人1人駐在者数:130人(5%ぐらいと仮定)。大体こんな規模感。結構なレアな方なんじゃないでしょうか。

前任の駐在員の方からは、「毎日ホーカーを食べると体に悪いから(=脂っこいメニューが多いので)、気を付けた方が良いよ」という、アドバイスをもらっていましたが、食べ物に関しては、幸いな事に、基本何でも食べられるというスペックの体でしたので、全く問題ありませんでした。

何でも食べられるという点は、実は東南アジアで仕事する人にとっては結構大事。東南アジアの各国に出張した際、基本お客様の方で、おもてなしてくれる事が多く、当たり前ですけど、提供される食べ物は、有難く基本パクパク食べられる事が重要だからです。

と、話がそれましたが、こんなホーカー生活を送っていた毎日であり、同僚のシンガポリアンと、ランチタイムには、頻繁に車で違うエリアに行き、ホーカー巡りをしていたので、それなりにかなり食べ比べができたわけです。

続きは、行った事のあるお勧めのホーカーを紹介していきたいなと思います。

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!





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