【取捨選択】明るい照明のもと、肌着を確認してみる
親世代は、いつまでも肌着、下着の類を捨てません。
「誰にも見せないから」「もったいない」「まだ着られる」「これが着やすい」とか言って。
遺品として整理する日まで、永久保存版ですよね。
見かねた私が同じ商品を検索して追加すると、新しいものを着てくれますが、今までのを捨ててくれる気配はありません。
結果。
下着収納は常にぎゅうぎゅう!
取り出しにくいし、買ったはずの新品が「新しいの、もったいない」と身につけてもらえず、せっかくの新品が埋もれて薄汚れていってしまいます…😭
「急に入院するとき、他人に見せられない下着じゃ困るでしょ💢」
「どれが着やすいのか、これじゃ私には探せないでしょう?」
「イマドキの素材は汗すぐ乾くの!触り心地もいいの!自分で気にいるの買ってきて!」
「これはもう捨てる!ホラ見て!これはカビ!」
そう言いながら、明るいLED照明のダイニングテーブルの上に下着の山をドン!
こうこうと照らし出された、シミだらけ、ヨレヨレ、カビすら確認できる下着たち…😨
あきらかに、他人にはお見せできない汚れレベル💦
そもそも自分の下着って、まじまじと見る機会ないですよね(笑)
こそこそ着替えたり、急いで着たり。
実は、思っている以上に劣化しているものです😅
さすがの母も、明るみにさらけ出された恥ずかしい下着たちに納得して処分を承諾してくれました〜。
下着購入資金として1万円渡して「これで買って」と念押し。
めったに肌着売場に足を運ばない、年金暮らしの母には、定価の肌着は高く見えるらしくて、こうでもしないと買ってくれないのです💦
数日後。
無事、新素材の下着をちゃんと自分で買ってきてくれました☺️
まだ着てる様子はありませんが(笑)
ま。それだけ、まだ着られるレベルの在庫があったということ。
ぎゅうぎゅうだった収納がすっきりスリムになりました。ふぅう〜。
7月末に母の夏服をリサイクルショップにまとめて持ち込みしたので(年を重ねて背がまるまり、短め丈トップスだと裾から背中が見えてしまうようになったため、短め丈トップスを一掃!変化を受け入れることが大事〜)、母の衣類もオールシーズン全部かき集めてもすべて「いつものお気に入り」として把握できる量におさまってきました。
いつ追加で服買ってきてもOKな状態♪☺️
少しずつ、母のお出かけ着をアップデートしていこうと思います。
まずは1枚、リサイクルショップで長め丈のサマーニットをご褒美に買ってあげました♪セールで250円だったけど(笑)
私がそうだったように、自分の身なりを一番後まわしにして生きてきたのを「新しく服、買ってみようかな」と、自分にも愛のまなざしを向けられるようになるって、大事ですよね。
2人ぶんの終活が一区切りし「墓じまいとかにお金いくらかかるんだろう?」という「老後のお金の心配」が払い終わって、あとは自分のカラダ次第!って段階になり、頑張ってきた私たち自身を労ってあげる時間を過ごしている感じです。
ちなみに。
もちろん私は下着類、劣化する頃にはちゃんと処分していますよ☺️
多くを持たず、定期的に入れ替えを意識しています。色気よりも速乾性、動きやすさ、苦しくないってことが第一〜。
みなさんは、避難するときや入院するときにサッと下着類迷わずに持ち出せる状態ですか?
「引き出しの中の全部、バッグに入れて持ってきて」と誰か(隣人とか?)に頼める状態ですか?
まずは。
こうこうと明るい照明の下で、一度すべて眺めてみることをオススメします。