『平成の三四郎逝く』!
私は柔道に触れたことはない。
従って柔道を語る資格は皆無。
ただ映画『姿三四郎』のモデルとされる『西郷四郎』の終焉の地が『尾道』で、西郷四郎の記念碑があることは昭和38年アナウンサーとして『尾道放送局』に赴任した当時から『尾道の名所旧跡』の一つとして折々目にし眺めていた。
西郷四郎は確か『会津若松』の出身だと記されていた。
そして『平成の三四郎』の異名を持つ『古賀稔彦さん』が急逝された。
53歳と言う若さだ。
私は20数年まえ一度だけ仙台での『健康イベント』の司会で『古賀稔彦さん』に舞台の壇上でインタビューしたことがある。
当初『谷亮子さん』が予定されていたのだが急遽『古賀さん』に変更されたのだった。
古賀さんについて何ほど知識もなく今思えば『赤面』にして『無礼』な対談であったと思う。
だから『インタビュー』させていただいたことは記憶にあるが、何をどう伺ったかはまるで覚えていない。
多分『怪我を押してのオリンピック優勝』のこともきちんと伺っていないように思う。
しかし『アナウンサー』とは不可思議な『仕事』で思いもかけぬ方と思いもかけぬ場面でお会いできたりする。
あるいは今にして思えば『NHKアナウンサー』故だったやもしれぬ。
遠い昔のことだ。
しかし『古賀稔彦さん』と一瞬でも『時と場所』を共有させていただいたことはまぎれもない事実だ。
衷心よりご冥福祈り上げつつ合掌。