『モネの迷路』!
朝の連続小説『モネ』がはじまって3ヶ月近くになる。
毎朝の日課で必ず見ている。
先日一度書いた。
さながら『迷走台風』の如しと!
それぞれがその都度の『シーン』で楽しそうに懸命に演じているが
全体の方向性が見えず『迷走』との感想を持った。
主人公周辺のじいさんばあさんおじさんおばさんが時折『もっともらしいこと』を言うのだがいずれも『どこかで聞いたような言葉』ばかり。間違ってはいないが『新鮮』ではないし『発見』でもない。
そしてこの頃では『思わせぶりな人を突然登場させてその人の『半生』をあれこれ語らせ、主人公モネが無神経に関わっていくという『筋立て』だ。
これをやり始めると『際限なく』続けられる。
連続小説で大事なことは『主人公が常に』いききと輝く『発光体』でなければならぬ。
今のモネはようよう『反射体』程度の存在だ。
どこに進むのか『目標』を明確にして『迷走』すれど『ゴール』には必死に向かわねばならない。
今は『作者・スタッフ・俳優』も完全に『迷路』に入り込んでしまっているようだ!
『迷路』にも必ず『出口』はある。
そう信じつつ明日からも見よう。