異空間の歌手!
勿論古来歌の上手い歌手はゴマンといる。
私も司会の仕事と多少の歌唱の場面で多くの歌手たちに出会った。
しかしこれは叶わん!
生きてる世界がまるで違うと思った男性歌手は3人だ。
浪花節の世界で昔からの評価の基準は
一声、二節、三男(おのこ)。
演歌とりわけ『ど演歌』あるいは『ど演歌的歌唱者』の中で私がこれぞ異空間の歌い手と思ったのは
亡き『王将』『無法松の一生』の村田英雄さん。
亡き『女のみち』『片恋酒』の宮史郎さん。
今も健在そしていわゆる演歌歌手の範疇に入らないが
小田純平さん。この3人だ。
ステージに登場してイントロの後『一声発しただけで』もはや完全にそれぞれの『独自な世界』!
とても練習や修行でマスターできる歌の世界ではない。
村田英雄さんと小田純平さんは幼い頃から『ドサ回りの舞台』経験がある。
宮史郎さんは『お笑いの舞台』経験がある。普通の『歌手』とは『体験の質』が違う。
村田英雄さんには『のど自慢時代』ご一緒したし彼の『告別式』には
築地本願寺まで伺った。
宮史郎さんとは『NHKラジオ』。定年後は相模大野の舞台でよくお世話になった。ただいつも『お酒の匂い』がした。もしかして『あれはお酒の声』だったかもしれない。
そして演歌ではないが小田純平さん。小田さんには
作詞家の朝比奈京仔さんのライブで一度と『伊香保温泉のイベントのステージ』で一度ご一緒できた。
小田さんの『恋月夜』と『酒の川』は『平成の名曲』だと思う。
ちなみにこの2曲私は毎日『独りレッスン』しているがとても『接近』できるものではないと『自戒』しつつだ。
『酒の川』は友人知人の朝比奈京仔さんの作詞だ。
さあこれから『異空間』に『挑戦』すことにしようかな!そして
『コロナ禍』一段落の暁には朝比奈さんに聞いていただこうとするか!