堀威夫さんの『履歴書』!
日本経済新聞の名物コラム『私の履歴書』が面白い。
今は芸能プロダクション最大手の『ホリプロ』の堀会長の履歴書が掲載されている。ちょうど半分超えて『佳境』だ。
堀さんは昔『スイングウエスト』のバンドリーダー。
私より少し年上の方だが、彼が育てスターにした歌手たちはほぼ私の同年代の方ばかりだ。
私はあの伝説的な日劇『ウエスタンカーニバル』を見ている。
演歌好きな私の志向とはまるで異なる世界であったが、『新鮮で且つ刺激
的』であった。
例えば平尾昌晃、山下敬二郎、ミッキーカーチス。
水原弘、井上ひろし、守屋浩。
さらには坂本九、ジェリー藤尾、森山加代子などなど。
綺羅星のごとくの当時のスターたちだ。
鬼界に入られた方も多い。
相応の歳月が流れた。
そんな歳月の事柄や主役たちの行き来とした活躍ぶりがまさに今堀威夫さんの『履歴書』に紹介されている。
観客としてしか見られなかったスターたちの舞台の向こう側が垣間見えて
目から鱗!『ああそうだったのかと』懐かしくも新鮮に思い出されることばかりだ。
もしかして私は数少ないあの時代の『目撃者』の一人なのではと思えるほどだ。
守屋浩さんは歌も歌えぬギターも弾けぬ舞台にただ立っているだけの『坊や』だったそうだが、『奇跡』は起きるものだ。
今年1月9日、その守屋さんのあまり知られぬ曲『銀座の子守唄』を私が曲がりなりにも歌唱することになろうとは!人生捨てたものではないと改めて実感する。
あと半月堀威夫さんの『履歴書』毎朝が楽しみだ。
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