津軽じょんがら流れ唄
五郎正宗さんの歌う『津軽じょんがら流れ唄』を一年ぶりに生歌で聞いた。
何処にも隙なく完璧な歌唱であった。
栃木でのディナーショーの一幕だ。
三橋美智也さん亡き後『津軽物の演歌』は五郎正宗さんこそが第一人者歌手と私は確信しているし、この度もまた証明して見せて聞かせてくれた。
司会者冥利につきる瞬間だった。
演歌の司会はいい唄に出会うための場面だ。
その一曲に出会うためにそのステージに望むのだ。その一曲あればこその司会だ。
できればそんな曲に何曲も出会えれば望外の幸せだが、なかなかそうはいかない。いかなくていい『一曲』があれば。
五郎正宗さんはそのステージでもう一曲、自分の作詞作曲の『未練酒』を歌った。これも味わい深い歌唱であった。
そして五郎正宗さんに続いて息子さんの『次郎丸』さんが2曲歌唱した。
『元町たそがれ恋の町』と『カムイ岬に降る雪』。
お父さんとは声がらも曲調も異なるが、これまで数回ご一緒した中で
一番『色気』を感じた。日々進化しているのかもしれない。
これからが楽しみだが、そろそろ親譲りの『津軽物』に挑戦してみたらと余計なことだが期待を込めて思ったが。。
さて次回はいつ何処でやら。