『待つ人』!
先日久しぶりにデパートの入り口の椅子に腰掛けてカミさんを待った。
デパ地下で買い物というカミさんに付き合っても良かったのだが次の待ち合わせ時間が気になり私だけ待った。
わずか15分ぐらいだったがその間に誰かと待ち合わせと思われる奥さん連れがいた。
やがて『御免んなさい』という声。どうやら待ち合わせ時間に遅れたらしい。
そのうち『何も言わずに』片手を上げて悪びれもせず悠然と訪れる人、小走りに汗拭き拭き登場する人など短い時間に4組ほど。
中には小声で『言い訳めいたこと』を呟きながら駆けつける人など様々だ。
私はその様子を観察しながら思った。
世の中には『待つ人』と『待たせる人』のふた種類がいると。
『待たせる人』はいつも待たせるのだ。そして待つ人はいつも待つ人。
いつものいことだから『待つ人』は特段驚きもしていない。
さて私はどっちの人!
間違いなく『待つ人』で待たせることは不得手だ。
だから待つことには慣れているし待たせることはできないタイプ。
それで損したとも思わない。
待ってる間の人間観察は結構面白いものだ。
そういえば私は常に『便り』と『電話』を待ってもいる。
何か『いい知らせ』がありはしないかと。
間も無く郵便配達のバイクが来るか通過する時間だ。さてさて本日は?
電話はまだない。
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