希代の作詞家『松本隆さん』!〜傘寿からの協賛〜
『赤いスイートピー』『ルビーの指輪』『木綿のハンカチーフ』など2100以上の歌詞を400組近いアーティストに提供、ヒットチャート1位獲得52曲。昨日の朝日新聞の『特集記事』にはそう紹介されていた。
松本隆さん(71歳)。比べようもないが私より8歳年下の71歳とか。昨年他界された作曲家筒美京平さんとの『名コンビ』でも知られる。
演歌・歌謡曲派の私には『遠く離れた存在』であった。
『木綿のハンカチーフ』の歌手太田裕美さんとは何度かご一緒したがその時もこの楽曲の『良さ』が実感できなかった。実感できたのは20年ほど前に1年間『ニッポン放送』の『DJ番組』を担当した時だった。
心に切なく沁みて『いい曲だ』と心底思ったのだった。
昨日の記事の中には教えられる言葉が『散りばめられていた』
さながら『言葉の玉手箱』『宝庫』の如しであった。
例えば
『売れて、いいものは残る』
『売れても、よくないものは残らない』
『売れなくても、いいものは残る』
けだし名言ではないか。プロたちは当然『売れていいもの』を目指すが
時に『よくなくても売れるものを』目指したりしないであろうか。
そしてこんな文章で結ばれていた。
『70歳を過ぎても、自分は終わったと思ってはいけないんだ』と。
私は80歳。自分勝手に言い換える。
『80歳を過ぎても、自分は終わったと思ってはいけないんだ』と!