第1044回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/4/10)▲▲私も嫌われる営業マンでした、の話▲▲
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仲間が高橋浩一さんの
『無敗営業』を勧めてくださっているので、
ようやく読み始めました。
(積読の中に入ってました)
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高橋さんの凄みはなんといっても、
「8年間自分のプレゼンの勝率100%」
という偉大なる肩書でしょう。
さぞ、ゴリゴリ系の営業マンかと思いきや
ご自身は対人恐怖症レベルの人見知りだったそうです。
友人に、
「消しゴム貸して」とすら言えないくらいの。
これ分かりますね。私も近しい感じでしたから。
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つまり、
敏腕営業マン=
陽キャで対人コミュニケーションを得意とする人
という誤った解釈が
営業を忌避することになっているのかもしれません。
高橋さんが仰る
「いい営業」の定義は一旦置いておくとして、
自身がセールスを受けた際のことを
思い出してみるといいと思うのです。
特に、「もう会いたくない」と思った営業マン像を。
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一時、
会社宛てに新築マンションを売り込む電話が
頻繁に掛かってきたことがありました。
普通の方ですと
「マンションなんか買わんよ、鬱陶しいな」
と思われるところだと思いますが、
私はこの営業マンたちが何故鬱陶しいのかが
無性に気になりましたので
観察してみたことがあります。
(ヒマなやつです汗)
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特色として、
まず電話に出た途端に随分と馴れ馴れしい。
別に貴方の友人でも無いんだけど、と思うアレです。
かと思いきや
こちらとのラポールを図るわけでもなく、
「今、当社で一押しの優良物件を
○○さんだけにお知らせします!」
てな具合で売り込みが始まります。
(しかも、やけにテンションが高い)
独身なのに
3LDKの新築マンションを売り込まれた時は、
一体どうしたらよいのだろう、
と思わずにはいられませんでしたが。
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このあたりからは、
私の嫌らしい性格(天邪鬼で友人が少なさそうな性格)が
発動されていきます。
営業とはいえ
相手とのコミュニケーションの対話があるから
成立するわけでして、
一方的に話しているのを
相槌もせず放置してみたらどうなるのだろう?
と実験してみました。
(とても根暗な奴ですね)
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2~3分程度であれば
一方的に売り込み営業マンでも
喋り続けることが出来るようですが、
途中異変を感じ
「アレ?お客様?聞こえてますか?
もしもーし」
な感じになります。
ここら辺で
ようやく一方的に話していたことに
人は気が付くわけですね。
ここまで来たら、
どんなに優れた商品をセールスしていても
回復不可能でしょう。
そもそもがマイナススタートですから。
(しかし、
一人だけ忘れられない営業マンがいます。
20分間一方的に話続けて、
何もなかったように電話を切って去っていたのが。
そのメンタルには感服するとともに、
壮絶なる自慰営業だ、と思わずにはいられませんでしたが)
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ここまででお分かりの通り、
営業は売り込んだ時点で負け。
お客様は自分の心を、
ハマグリのように閉ざしてしまいます。
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ではここで、
高橋浩一さんが調査した
「また会いたいと思う」営業の結果を
見てみます。
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そもそも
「また会いたいと思う」営業に会える確率は、
6人に1人程度だそうです。
5人は会いたくない、もしくは、会う必要なし
と思われているわけですね汗。
では、どんな営業が
6人に1人になるのでしょうか。
これは、回答内容が雄弁に物語っています。
「顧客のことを理解し、
貢献しようとしている」
「自社サービスの押し付けではなく、
要件にあった提案をしてくれる」
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耳が痛いですよね。私も痛いです。
しかし、
これって何も難しい話ではなく
新人の頃から言われてきていることでしょう。
何故このようなミスマッチが起きてしまうのか。
これはまた次回に譲ることにしましょうか。
今日のポイントは、
お客様は自分のことを分かってくれると
心を開いてくれて
財布の紐を緩めてくれる、
ということなのです。
今日もお相手のことを理解し、
素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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お相手のことを理解しない
一方的な価値観の押し付けは、
自慰行為に等しい。
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