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第383回 【筋トレ日誌 その他日々是】374(2022/5/24)▲▲その時オタクへの道が開かれた▲▲

控えめに申し上げますが、
私は『オタク』だと思っています。
いえ、間違いなくオタクでしょうね。


一昔前まではオタクといえば
世間からあまり好意的な目線を
向けられていなかったように思います。
(私も冷ややかな目線を幾度も浴びた・・・)


しかしオタクに対する世間の目線も
大きく変わってきたように思います。


鮒谷周史氏の著書『変われる人』で同氏は、
“効率化の対極にある
オタクの発想が真の革新を生み出す”

“オタク道の先に
充足の人生が待っている”

と仰っています。


本書は10年前に出版されているので
諸々事情は変化しているとはいえ、
オタクを肯定して頂けるとは
なんとも嬉しいことではないですか!
世間がオタクにようやく追いついた。
オタクに市民権が得られた。


一部の方はご存知のことと思いますが
私は飛行機分野、
しかも民間航空に特化したオタクです。
軍用機や戦闘機は全く分かりません。
しかも飛行機を操縦したい等々も全くなく、
見る・乗る・撮る・集めるが主戦場。


今思えばコツコツ積み上げてきて良かった、
と思うのが、
搭乗した1回1回のフライトの履歴を
記録として残してきたこと、でしょうか。
もちろん全ての搭乗券を捨てずに
保管してあります。


ここまでなら同業者は
たくさん世の中にいそうですが、
飛行機の窓を部屋のオブジェにしてみたり
ギャレーのカート
(機内で飲み物を運んでくる時に使う台車みたいなやつ)
まで持ち合わせている方はそこまで多くはないでしょう。


次は是非とも機内のシートを
部屋に置いてみたいと思っているところですが。


しかし、
禁断のオタク道の入り口は
えてして偶然、ちょっとしたきっかけから
開かれるものだと思います。


私の飛行機オタク道の入り口は
忘れもしない、
こちらの本をたまたま手に取ってしまったことが
全ての始まりでした。



2003年9月の下旬
一人で長崎に1泊2日の旅行に出掛け、
長崎港の前にあるショッピングモール内の書店
(有隣堂だったかと)で買ったことまでをも
クリアに覚えているくらいです。


つまり2003年9月に
長崎へ出掛けていなかったら
飛行機に夢中になることもなかったであろうと
思います。


オタク道を進むことで
金銭的に余裕ができたとか、
そんなことは一切ありません。
(むしろ出費は増えている・・・)


しかし、
『飛行機オタクの〇〇さん』
『飛行機といえば〇〇さん』
とご紹介を頂けることが増えたことは
この上ない喜びであるともいえます。


所詮は趣味の世界、
されど無用の用の世界。
無用の用の世界が何に活かされるかは
私も知るところではありません。


しかし深いところで、
何かと何かが結合して
何かが生まれる可能性があるとすれば
それでもOKなのではないでしょうか。
六畳一間のアパートで
じっとしているなんて出来なくなりそうです。


皆様も何か一つでも良いので
『オタク』的要素を楽しみ、
突き進んでみては如何でしょうか?

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