SNSで窒息しかけた同志へ
新年快楽!せっかく春節なので、リスタートについていくつか書いていこうと思う。似たような悩みを持つ誰かの力になれたら良いと思っている。
使い慣れたTwitterで窒息しかけた
先日、私は12年間変わらず呼吸しに行ったTwitterで危うく窒息しかけた。
仕事を終えて呼吸しに開いたら、「バズ狙い」の主語が無いorデカい、強い口調で他者をdisるのが当たり前のツイートの分量が多かったのだ。
数人であっても、疲れている時に価値観の押し付け論の連投は、インパクトが強い。
タイムラインは自分の選択の結果だから、写し鏡でもある。
だんだん過激化し、スタンスが合わなくなっていったものを見る選択をして、時間と労力を無駄にしていた己を大いに反省した。
特に、同世代の生存者バイアスで若い人を威圧する発言は胸が痛んだ。
悪気がないのもわかるし、頑張って来た自負であるのもわかる。
でも、若い時甘くなかった人は少ないし、人間は何歳でも成長する。
残念だけど、タイムラインをガッツリ整理整頓することにした。
「整然」という安心
少し閑話休題。ヘッダーの写真について。
日本の空港は、たくさんの「行ってきます」と「ただいま」が交錯しているにもかかわらず、整然としている。帰国時に特に思う。
飛行機の向きが多少バラバラでも気にならない人もいる。でも、私には「会社違えど整然とさせるプロ達の仕事」を垣間見る方が嬉しく、また旅しよう、となれる安心感が生まれる。夕焼けと相まって素敵だった。
※JALの整備工場見学はそのプロの仕事を目の当たりにできて最高に楽しい体験だった。
私は、行動の場所や物が、一定の基準や価値のもとに「整然」としている「安心」があるからこそ「マッシュアップやカオスからクリエイティブが生まれる余地が作れる」とも考えている。
要は…
①マッシュアップやカオスを受け入れクリエイティブ性を発揮する場所
(旅そのもの)
②一定の価値基準で整然を保つ日常の場所
(空港)
を区別しそれぞれの項目で①と②の配分を決め、適切に取り扱うということを指す。いつもカオスでもいつも整然でもない。TPOで割合を変える。
個人のSNSのスタンスを決めるには(主にTwitter)
時を戻そう…ではなく、話を戻そう。
日々の生活で「①クリエイティブ性を発揮する場所がどこか?」「影響を与える範囲とリスクがどのくらいか?」により個人のSNSの運用スタンスは大きく変わってくる。
賛否両論あると思うけど「クリエイティブ性の発揮をTwitterに全振りしたいかどうか?」に着目し「Twitterで影響力を持ちたい」起点に特性と置かれた状況を織り交ぜるとざっくり運用の選択肢がこうなる。あくまで主観だ。
※大企業で申請→例外的に実名の人も「会社のスタンスに応じ」に入る。
正直私は1問目からNOで、結果「プロ匿名垢」「楽しいネタ垢」「匿名趣味特化の鍵垢」にしかなれない。ただ本当の匿名なんて存在しないため、他人にネガティブな言及をしないに越したことがない。
あと、大企業勤務を仮に株価が下がったら多くの人を悲しませそうな規模の会社に設定してみたものの、社内にSNS規定がある場合はちゃんと則る方がいい。広報に事前確認が必要なものもある。
仕事としてTwitterをやっている人、影響力の武器を使わなきゃと考えている人から見たら「そんな綺麗ごと言ってられない」と言われるのは当然なので、このくらい運用スタンスに差が出るんだよ!と互いに理解し合えたらそれでいいと思う。もう一度言うが、あくまで主観だ。
SNSのタイムラインで窒息しかけたら、このスタンス&状況が互いに合っているか?で距離感をリストなどで調整するのをおすすめしたい。
少なくとも、私の場合はもう一度呼吸できるなと思えた。
自分の運用も、仕切りなおす
最初にSNSのタイムラインは自分の写し鏡と述べたと思うけれど、窒息しそうになるタイムラインを整理しつつ、自分の運用もきちんと整えた方がいいと思った。スーパー自戒を込めて以下の通りにしたい。
■基本的な投稿内容/スタンス
・気になるニュースやトピックメモ、ハッピーな話題、見たら和むもの
・「生活」や「体験」を心置きなく楽しんでることやそこから得たこと
・他人へ価値観を押し付けないで済むことしか気持ち/意見は表明しない
・特に若い人に優しく、年上の人に寛容に、橋渡しができるように
■やらないこと/極力反応しないこと
・他人の選択肢を制限する説教系
・ゴシップや広告・マーケ系炎上話題
・主語ないorデカい主語の投稿
・バズ狙い&フォロワー数話が多い人
・汚い言葉や攻撃性・差別性・生存者バイアスが過ぎる人
「言わなくてもいいこと」ベスト5かもしれません…
Twitterは呼吸であることは保ちつつ、もっとメモ代わりになっていくと思う。反応もできなくなるけど、時間も体力も有限なので仕方ない。
今は本業にちゃんと集中し続けたいし、プライベートは楽しんだり勉強に充てたりしたいことがあるのでそこにリソースを投下しようと思う。
何より、運用の見直しは、オンラインでもオフラインでも関係なく、One of Themではなく、Only Oneとして扱ってくれる人達を大切にしたいと、改めて感じることができる良い機会だった。