第1079回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/5/15)▲▲アホと思われる目標を立てる、の話▲▲
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知人の勧めもあり
杉本貴司さんの『ユニクロ』を読んでいます。
あまりの面白い展開に
一気に半分くらいまで読み終わりました。
(ちょうど、玉塚さんが入社したあたり)
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起業ストーリーものでは、
江副浩正さんのリクルート創業をテーマにした
『起業の天才!』に並ぶ面白さですね。
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今でこそユニクロと言えば
世界的ファストファッションチェーンですが、
元々は山口・小郡の小さな
街の洋服店だったことは有名な話。
そして柳井さんといえば
グイグイ引っ張っていくリーダーシップ像が
印象強いですが、
早稲田を出て家業を継ぐまでは
ブラブラしているだけで
仕事に就いては辞める根無し草のような存在だったとは
全く知りませんでした。
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その後家業の今後の将来などを憂い
今のユニクロを作っていったことになりますが、
その道のりも一直線ではない。
山あり谷あり、
メインバンクからの融資の取り付け交渉も
困難になるなど、
一筋縄ではいかない。
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確かにユニクロが街に出始めた頃、
安さに惹かれて買うものの
デザインがダサいとか、
ユニクロの袋に入れて持ち帰るのが
恥ずかしいから
中味を取り出して袋は捨てた、
なんて話はよく聞きました。
街で同じポロシャツ来ている人が
真向かいにいた時は、
なんだか気まずい気持ちになりましたよね。
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しかしそんな谷を越えて
今のユニクロがあるわけですから、
一直線の思いを貫いた柳井さんの
商人としての意地を感じました。
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柳井さんが残している言葉で
いくつか頭に引っかかったものがあります。
「こいつアホじゃないかと思われるような
非常識な目標。
これイノベーションのもとになると思います。」
「Be daring,Be first(勇敢に、誰よりも速く)」
この辺の感覚は、
マクドナルドの創業者 レイ・クロックの言葉に
強く感銘を受けた結果だそうです。
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確かに目標を設定する上で
現実的な目標なんて立ててもつまらないから、
荒唐無稽な目標を立てようぜ、
と教わりました。
それは、
目標は立てたら叶う可能性が高まるし、
達成できそうな目標立てたんじゃ
勿体ないでしょう、
という意味が含まれています。
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そしてその目標遂行には
時にはバカにされたり相手にされなかったりも
あるでしょう。
そこを勇気をもって
ちゃっちゃっと先に進んでいく。
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柳井さんと言えば
1勝9敗が有名ですが、
たいていは負けて当たり前、
それでも前に進んでいくことが肝なのでしょうね。
恐らく後半も
今日中には読み終わるかと思います。
この手のドキドキワクワク
立身出世伝作品が改めて面白く、
学び深いものであることを知るのでした。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。