第1210回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/9/24)▲▲言葉は地球を救う、の話▲▲
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最近時間がある時に
村上春樹さんのエッセイを読み直すことがあります。
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もちろん小説作品も好きなのですが、
肩の力が抜けているというか
生身の村上春樹が味わえるエッセイものを
好んで読むこと約20年なのです。
(村上朝日堂なんかが一番いいですね)
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かのエッセイを読んでいると、
村上春樹氏のような著名な方であっても
精神的に追いやられる時期があったとか、
作品を一年近くも書くことが出来なかったとか、
色んな辛い時期があったことが伺えます。
しかし、そんなエピソードの裏には
「言葉の力」で持ち直していることを
知ることも出来るのです。
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村上春樹だから言葉の力を使うのは
当たり前だろ!とお思いかもしれません。
しかし私のような凡人であっても、
辛いとき楽しいとき苦しい時には
「言葉の力」に助けられていることが
多くあるんですよね。
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私は一時までビジネス書ばかり読む
ノウハウコレクターだった一面がありますが、
40代手前から小説やエッセイ、自伝などを
好んで読むようになりました。
特に自伝物はエピソードが
生々しくて引き込まれていきます。
特に成功談だけではなく、
失敗談にあふれた話であれば尚更です。
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先週京都に行った際に
小泉淳作さんという画家が書かれた作品を
鑑賞してきました。
小泉さんの「私の履歴書」を読むと
順当な右肩上がりでは決してない、
晩年で一気に駆け上がるその様を
「言葉の力」で知ることになり
勇気付けられたりもするわけです。
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これらの自伝などを読む過程で
私が好きになった言葉、
力付けられた言葉が、
「人間万事塞翁が馬」だとか
「禍福は糾える縄の如し」
かもしれません。
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両者の言葉は、
人生の幸・不幸なんて分からないから
幸があっても喜び過ぎることはなく
不幸であっても落胆する必要もない、
という意味になるでしょう。
色々と辛い段階にあったとしても
この先に幸があるかもしれないのだから、
落ち込まず笑ってやればいい。
そう思うと勇気が出ますよね。
ですから今が谷底であったとしても、
言葉の力を借りて
これから訪れる上向き基調を楽しめばいいのです。
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ちなみに
「人間万事塞翁が馬」を
座右の銘にされている有名人の一人が、
女優の芦田愛菜さんです。
IPS細胞で有名な山中教授の本を読む中で
この言葉に触れ魂を揺さぶられたそうです。
大女優やノーベル賞受賞者でも
言葉の力に支えられているのですね。
皆様も時に言葉の力を借りながら、
素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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言葉の力を信じろ。
言葉の力があれば、
何かしらのきっかけを得ることが出来る。
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